出来事の歴史像を読む -- 有斐閣選書 --
喜安朗,川北稔 /著,     -- 有斐閣 -- 1986.12 -- 19cm -- 251p

資料詳細

タイトル 大都会の誕生
副書名 出来事の歴史像を読む
シリーズ名 有斐閣選書
著者名等 喜安朗,川北稔 /著,    
出版 有斐閣 1986.12
大きさ等 19cm 251p
分類 233.06
件名 ロンドン-歴史 , パリ-歴史 , 都市-ヨーロッパ-歴史
内容 各章末:参考文献
要旨 世界史上、貿易と金融のネットワークの中心地、世界経済のメトロポリスへと成長していった国際都市ロンドン。その華やかな消費文化の陰には、貧民が吹き溜まり、巨大なスラムが形成されていく。ブルヴァールと呼ばれる大通りを中心に、カフェやレストラン、パッサージュやバザール、見世物や劇場と、多彩な文化を生み出していくパリの都市空間。その盛り場の街頭は、同時に民衆騒乱の舞台ともなった。都市型の生活様式は、どのように歴史的に形成されてきたのか。この魅力的な問いに、気鋭の歴史家が豊富な事実をふまえて活写する。
目次 世界にひらく窓―帝国の首都ロンドンの生活文化(ミンチン横丁の賑わい―ジェントルマン文化と「舶来品」;コーヒーハウスの時代―「商業革命」と都市型文化の成立;「首都の空気は自由にする」;「ロンドンへのあこがれ」の増幅装置―「社交季節」と定期馬車);「世界の工場」の玄関口―工業化とロンドン民衆の生活(ディケンズと工業化―なぜ「ロンドン」なのか;イースト・エンド・スラムの成立;ファッション・センターとしてのロンドン;「苦汗労働」の成立;針子と港湾労働者―ロンドンの二大カジュアル・ワーク;「苦汗労働」の機械化?―ミシンの導入;工業化のもたらしたもの);盛り場の形成―パリのブルヴァールに集まる人びと(ブルヴァールにおける出来事;盛り場の移動;新しい盛り場の舞台装置;民衆の盛り場;都市空間の分極化);民衆騒乱の舞台(カーニヴァルの民衆蜂起;抑圧の解体―ブルヴァールの「祝祭」;民衆のパロディー―既存秩序の流動化;路上の権利;境界領域の再現;盛り場と騒乱の舞台);世界経済のメトロポリス―なぜロンドン史か;民衆史への新しい視点―民衆の生活圏と都市空間の意味
ISBN(13)、ISBN    4-641-18032-6
書誌番号 1190261091
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1190261091

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中央 5階人文科学 233.0 一般書 回送中 - 0005142423 iLisvirtual