宗教社会学研究会論集 --
宗教社会学研究会編集委員会 /編   -- 雄山閣出版 -- 1987.10 -- 22cm -- 253p

資料詳細

タイトル 教祖とその周辺
シリーズ名 宗教社会学研究会論集
著者名等 宗教社会学研究会編集委員会 /編  
出版 雄山閣出版 1987.10
大きさ等 22cm 253p
分類 161.3
件名 宗教社会学 , カリスマ
内容 内容:教祖の理論的考察 教祖と宗教的指導者崇拝の研究課題 島薗進著. ヴェーバー社会学におけるカリスマ論の位置 勝又正直著. 教祖とその信仰体験 自己受容化とカリスマの成熟―円応教教祖深田千代子の場合 磯岡哲也著. 現代新宗教におけるカリスマ―高橋信次とGLAに関する一考察 沼田健哉著. 救済体験と宗教的権威の形成―ウェスレーとメソディズムの場合 山中弘著. 教祖と教祖をめぐる集団 分派教団における教祖の形成過程―妙智会教団の場合 渡辺雅子著. 教祖のドラマトゥルギー―カリスマの制度化と継承 川村邦光著. 信者の意識から見た仏教運動の創始者―大日本仏教済世軍と真田増丸 藤井健志著. 教祖とその時代 蒙古来襲期における仏教系新宗教運動とその教祖達―叡尊、忍性、日蓮、一遍 笠井正弘著. 中世の宗教運動とその創
要旨 気鋭の学者グループが“教祖”に着目し、貴重な資料をもとに、“教祖”生成のダイナミクスを浮き彫りにしながら、日本の宗教的伝統の水脈に瑞々しい考察を加える。カリスマ理論をはじめとする従来の西洋の宗教社会学的な分析手法、概念では充分に論証ができないさまざまな問題について、独自の概念、新しい視座を提示。わが国の宗教社会学の今日の水準を示すとともに、鮮やかな里程標をしるした。
目次 第1部 教祖の理論的考察(教祖と宗教的指導者崇拝の研究課題;ヴェーバー社会学におけるカリスマ論の位置);第2部 教祖とその信仰体験(自己受容化とカリスマの成熟―円応教教祖深田千代子の場合;現代新宗教におけるカリスマ―高橋信次とGLAに関する一考察;救済体験と宗教的権威の形成―ウェスレーとメソディズムの場合);第3部 教祖と教祖をめぐる集団(分派教団における教祖の形成過程―妙智会教団の場合;教祖のドラマトゥルギー―カリスマの制度化と継承;信者の意識から見た仏教運動の創始者―大日本仏教救世軍と真田増丸);第4部 教祖とその時代(蒙古来襲期における仏教系新宗教運動とその教祖達―叡尊、忍性、日蓮一遍;中世の宗教運動とその創始者―特に伊勢神道発生に留意して;専修念仏宗における指導者像の変容―『選択集』製作を通してみた)
ISBN(13)、ISBN    4-639-00682-9
書誌番号 1190262534
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1190262534

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 161.3/24 一般書 利用可 - 0005177634 iLisvirtual

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
教祖の理論的考察
教祖と宗教的指導者崇拝の研究課題 島薗 進
ヴェーバー社会学におけるカリスマ論の位置 勝又 正直
教祖とその信仰体験
自己受容化とカリスマの成熟―円応教教祖深田千代子の場合 磯岡 哲也
現代新宗教におけるカリスマ―高橋信次とGLAに関する一考察 沼田 健哉
救済体験と宗教的権威の形成―ウェスレーとメソディズムの場合 山中 弘
教祖と教祖をめぐる集団
分派教団における教祖の形成過程―妙智会教団の場合 渡辺 雅子
教祖のドラマトゥルギー―カリスマの制度化と継承 川村 邦光
信者の意識から見た仏教運動の創始者―大日本仏教済世軍と真田増丸 藤井 健志
教祖とその時代
蒙古来襲期における仏教系新宗教運動とその教祖達―叡尊、忍性、日蓮、一遍 笠井 正弘
中世の宗教運動とその創始者―特に伊勢神道発生に留意して 白山 芳太郎
専修念仏宗における指導者像の変容―『選択集』製作を通してみた 林 淳