武田清子 /著   -- 岩波書店 -- 1987.12 -- 19cm -- 355p

資料詳細

タイトル 日本リベラリズムの稜線
著者名等 武田清子 /著  
出版 岩波書店 1987.12
大きさ等 19cm 355p
分類 121.6
件名 日本思想-歴史-明治以後 , 自由主義
要旨 個人の内的精神生活の自由、社会関係における自由と正義の実現をめざす「積極的」自由主義(I.バーリン)は、来るべき新しい社会のために残された現代世界の課題であろう。竹越与三郎、末広鉄腸、浮田和民、田沢義鋪、河合栄治郎、清沢洌。民権思想の退潮期から暗黒の第二次世界大戦期まで、日本社会の土壌深くに根を置き、強い磁力を放ち続けたリベラリズムの脈動に新たな光をあてることを通して、もうひとつの近代日本思想史への道を切り拓こうとする。
目次 1 竹越与三郎の新日本史観―国民史のふところにある“世界史”;2 末広鉄腸におけるアジアの解放―ホセ・リサールに触発されて;3 浮田和民の“倫理的帝国主義”―比較文化史的アプローチ;4 田沢義鋪における国民主義とリベラリズム―青年団運動の形成をめぐって;5 河合栄治郎の自由主義論―マルクス主義とファシズムのはざまに;6 清沢洌のファシズム批判―“戦争責任”の所在を問う
ISBN(13)、ISBN    4-00-001662-8
書誌番号 1190266763

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 121.9/132 一般書 利用可 - 0000075647 iLisvirtual