戦中・戦後一つの精神史 --
    -- 岩波書店 -- 1988.4 -- 22cm -- 379p

資料詳細

タイトル 野間宏作品集 9
各巻タイトル 戦中・戦後一つの精神史
著者名等    
出版 岩波書店 1988.4
大きさ等 22cm 379p
分類 918.68
注記 著者の肖像あり
内容 内容:わが<未成年>時代 光としみ―私のふるさと ほか42編. 解説 針生一郎著
要旨 象徴主義と革命運動の間を揺れ動きながら戦中・戦後を生きた野間宏。これまで晦冥のうちに沈んでいた「暗い絵」以前の全貌が初めてその姿を現わす。幻の処女作「車輪」をはじめ、戦後未公刊だった「三人」時代の小説、初期評論を精選収録。野間文学の宇宙のの形成を鮮明に描き出す。
目次 1 わが〈未成年〉時代(光としみ―私のふるさと;少年の日の西宮;ユーカリの樹;遠泳;鏡に狭まれて;不可解なものの訪れ;劣等感からの脱却;小ムイシュキ・小スタヴローギン);2 象徴詩と革命運動(小さな熔炉;象徴詩と革命運動の間;詩人の死;“ノマッド学生”;京都時代;布施杜生のこと;大阪の思い出;昭和16年の入隊を前に;戦場でのノートを開いて;作家の記者修業;わたしのゼロ時代);3 戦後文学の理論的出発(小説論;実験小説論;世界文学の課題―同時把握の文字;人間の要素の分析と総合;サルトル否定;魂と肉体と社会との結合;ジイドのラフカディオ);4 初期評論(詩における知性の展開;詩におけるドラマツルギー;キューブ・レニエルとサンボル;小林秀雄の『私小説論』;『マダム・ボヴァリー』論;宇宙的自覚に向かった―久保栄著『新劇の書』;「建設の明暗」について;黒い猫を眺めながら;死;笑いの透明;ヴァレリーの引き出し;モラル代謝;ゲーテの蝶について);5 習作(車輪;青年の環)
ISBN(13)、ISBN    4-00-091309-3
書誌番号 1190273127
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1190273127

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
戸塚 書庫 918/ノ 一般書 利用可 - 0011156489 iLisvirtual