赤間啓之 /著   -- 弘文堂 -- 1988.4 -- 22cm -- 236p

資料詳細

タイトル ラカンもしくは小説の視線
著者名等 赤間啓之 /著  
出版 弘文堂 1988.4
大きさ等 22cm 236p
分類 146.1
件名 精神分析
個人件名 ラカン ジャック
内容 文献目録:p223~227
要旨 ラカンの矛盾や不透明な部分にこそ彼を理解する鍵があるとして、19世紀の心理―生理学のエピステモロジーにラカンがいかに深く負っているかを、彼の視覚論が(目に見えぬ)「小説性」と交錯する地点で捉えていこうとする斬新な試み。初期ラカンの視覚論を批判し、それがヒステリーと小説の問題系を巧みに抑圧している事態を独自の発想(「眼の自己愛の装置」など)で明らかにする。構造主義という思潮にからめてラカンとフーコーの橋渡しをする。
目次 第1章 視線の連鎖、その政治的力学(眼の自己愛の装置について;ラカン的視覚論およびその批判);第2章 科学と装置、その認識論的断絶(「鏡の段階」とその言説について;ラカンの視覚装置について);第3章 「小説」の歴史、そのはじまりとおわり(シャルコとラカン―未完小説とその多声性;ババンスキーとラカン―続編小説とその平板化;フロイトとラカン―限界小説とそのエンディング;フロイトとラカン―ソロモンの審判);終章 結論
ISBN(13)、ISBN    4-335-15022-9
書誌番号 1190274534
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1190274534

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 146.1/225 一般書 利用可 - 0004578589 iLisvirtual