世界の解読 --
篠田浩一郎 /著   -- 岩波書店 -- 1989.5 -- 22cm -- 502,15p

資料詳細

タイトル ロラン・バルト
副書名 世界の解読
著者名等 篠田浩一郎 /著  
出版 岩波書店 1989.5
大きさ等 22cm 502,15p
分類 950.28
個人件名 バルト ロラン
内容 巻末:文献目録・著書目録
要旨 〈20世紀文学史の不滅の名前〉とソンタグの讃えたフランス人は思潮の転変の中で、批評家、記号学者、テクスト理論家、作家と四たび再生し、文学を撹乱し、書くことの可能性を拓き続けた。本書は巨星の軌道を追って、構造主義以前からポストモダンまで、文字通り、バルトの光陰の総てを浚う。人間世界の解読者、最後のユマニストと呼ぶにふさわしい、バルトの宇宙をねらい撃つ。
目次 第1部 脱神話化―“参加”の時代(〈文学〉の脱神話化―文章体の発見;歴史・死・女性―ミシュレをめぐって;現代の神話はいかに読めるか―『神話作用』をめぐって;演劇批評の時代―古代劇からブレヒトへ;幽閉された人びと;新しい小説を求めて―強制収容所の文学から「ヌーヴォー・ロマン」へ);第2部 記号の開拓―“構造主義”の時代(衣服の記号学へ―『モードの体系』へのプレリュード;モードの構造―記号表現・記号内容・レトリック;マス文明と記号作用の諸相;記号学の理論と映像の修辞学;バルト・ピカール論争―文学の科学へ;物語の構造);第3部 テクストとしての世界―“ポスト構造主義”へ(〈日本〉の発見と読解―記号表現の支配;古典小説の現代的読み変え―バルザック再創造;古典・前衛小説・五月革命・テクスト理論;修辞学的分析と旧修辞学の復元;生きられるテクスト;記号破壊とエイゼンシュテイン);第4部 ロマネスクを索ねて―“ポスト・モダン”へ(テクストの快楽と享楽―作家の覚醒;現代において〈わたし〉とは何か―バルト、バルトを語る;恋愛のシステム―情熱の復権;絵画を読む;音楽を書く;見出された光―写真と母の映像;光のゆくえ)
ISBN(13)、ISBN    4-00-002573-2
書誌番号 1190306855

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 950.2/195 一般書 利用可 - 0001300903 iLisvirtual
都筑 公開 Map 950 一般書 利用可 - 2001656204 iLisvirtual