フロイト理論は普遍的か -- 文化人類学叢書 --
メルフォード・E.スパイロ /著, 井上兼行 /訳,     -- 紀伊國屋書店 -- 1990.2 -- 20cm -- 280p

資料詳細

タイトル 母系社会のエディプス
副書名 フロイト理論は普遍的か
シリーズ名 文化人類学叢書
著者名等 メルフォード・E.スパイロ /著, 井上兼行 /訳,    
出版 紀伊國屋書店 1990.2
大きさ等 20cm 280p
分類 382.736
件名 民族-ニューギニア , トロブリアンド諸島 , 家族
注記 Oedipus in the Trobriands./の翻訳
内容 文献:p267~280
要旨 男の子は、母親に性的な愛着をいだき、父親に僧しみをいだく―フロイトのいう、エディプス・コンプレックス。これはフロイト理論の中心概念であり、人間の人格形成の秘密を探る20世紀の知的営為のなかで、大きな役割を果たしてきた。だが人類学者マリノウスキーは、文化相対主義の立場から、この概念に限界のあることを主張した。エディプス・コンプレックスは、近代世欧の父権制家族による産物であり、その証拠に、母系社会でいあるトロブリアンド諸島にはこうした心性はない、というのである。本書は、このマリノウスキーの主張を徹底的に再検討する試みである。
目次 第1章 問題提紀;第2章 トロブリアンドの母系コンプレックス―その評価;第3章 トロブリアンドのエディプス・コンプレックス―仮説;第4章 トロブリアンドにおけるエディプス仮説を検証する―それが個人に発生する場合の決定因子の予見と検証;第5章 トロブリアンドにおけるエディプス仮説を検証する―エディプスに伴う心理的特徴の予見と検証;第6章 エディプス・コンプレックスは普遍的か?
ISBN(13)、ISBN    4-314-00534-3
書誌番号 1190332869
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1190332869

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中央 書庫 389.7/19 一般書 利用可 - 0003853667 iLisvirtual
保土ケ谷 書庫 382/ホ 一般書 利用可 - 0071132112 iLisvirtual