中世後期認識理論の研究 --
稲垣良典 /著   -- 創文社 -- 1990.2 -- 22cm -- 343,13p

資料詳細

タイトル 抽象と直観
副書名 中世後期認識理論の研究
著者名等 稲垣良典 /著  
出版 創文社 1990.2
大きさ等 22cm 343,13p
分類 132.2
件名 認識
個人件名 オッカム
要旨 本書の中心テーマはオッカムによって遂行された認識理論における根本的な転回ないし革新である。より詳しくいうと(人間における)知性的認識の可能性に関する探求のなかで形成された「抽象」を基本概念とする形而上学的な認識理論が、オッカムにおいてそれとは根本的に異なった。「直観的認識」を出発点とする新しい認識理論によって置きかえられたこと、そして近代の認識理論は基本的にオッカムによって拓かれた道にそって展開されたものであることを示すのが本書の目標である。
目次 序論(霊魂論の崩壊と認識理論の変容;トマスの霊魂論―自己認識の問題;「オッカムの剃刀」―中世後期の精神的風土);本論(認識におけるスペエキスの役割について;観念、スペキエス、ハビトゥス;抽象と直観;オッカムにおける直観的認識の問題;学知の対象について;個体における存在と本質;「もの」と「記号」―オッカムの個体主義についての一考察;普遍と個体―個体化の原理について);結語―知性的認識の問題
ISBN(13)、ISBN    4-423-10085-1
書誌番号 1190349876
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1190349876

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 132.2/15 一般書 利用可 - 0003274993 iLisvirtual