酒井英行 /著   -- 有精堂出版 -- 1990.4 -- 19cm -- 287p

資料詳細

タイトル 漱石その陰翳
著者名等 酒井英行 /著  
出版 有精堂出版 1990.4
大きさ等 19cm 287p
分類 910.268
個人件名 夏目 漱石
要旨 「漱石信仰」に囚われることを排し、従来の〈読み〉を批判的に検討し、作品を非主人公側にも視線を当てて読む時、漱石というテクストはどのように見えてくるだろうか。中期を中心にテクストの襞にわけ入る解読。
目次 第1章 職業作家への道―現実否認の克服(『二百十日』の周辺―明治39年後半の漱石;『野分』論);第2章 道義と自然―小説の模索(『虞美人草』前後;『虞美人草』論―小野と小夜子;『坑夫』論);第3章 前期3部作の世界―愛の陰翳(『三四郎』の母―〈森の女〉をめぐって;広田先生の夢―『三四郎』から『それから』へ;自然の昔―『それから』論;『門』の構造;『門』―恩寵と腐蝕);第4章 後期3部作の世界―心の陰翳(『彼岸過迄』の構成;『行人』への一視点―精神病の「娘さん」;『こゝろ』―「先生」への疑念);第5章 漱石の存在感覚―「人間の罪」
ISBN(13)、ISBN    4-640-31010-2
書誌番号 1190355744
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1190355744

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中央 書庫 910.2/1111 一般書 利用可 - 0003200868 iLisvirtual