ちくま文庫 --
川田順造 /著   -- 筑摩書房 -- 1991.5 -- 15cm -- 261,12p

資料詳細

タイトル サバンナの博物誌
シリーズ名 ちくま文庫
著者名等 川田順造 /著  
出版 筑摩書房 1991.5
大きさ等 15cm 261,12p
分類 382.44
件名 モッシー族 , 博物誌-アフリカ(西部)
注記 解説:野村雅一
内容 主に参照した文献:p251-252
要旨 西アフリカのサバンナで、モシ族と暮らした日々の記録。現地の人々との共生から得られた、ひとつの文化の総体が描かれる。それは、衣食住の細部から、動植物、そして物の考え方に及ぶ。バオバブの木、草を編んで作る道具、荷物をはこぶロバ…、すべて具体的な「物」から、やがて世界にひろがる視点にいたる文明論であり人間論である。
目次 バオバブ―花粉はコウモリが媒介;オクラ―生殖力を象徴;ホロホロチョウ―サバンナの道化師;サガボ―女のぐちも煉る主食;スンバラ味噌―塩ぬきのスープの素;バターの木―自然の恵む純良油脂;ササゲ―もの日の御馳走;ハゲワシ―衣を洗わない法界坊;ダーム―サバンナと森の酒談義;ヒョウタン―杓子から太鼓まで;草を食べる―野菜と野草のあいだ;あめひ虫―膚を焼く嫌われもの;コーラ―人間とも交換された木の実;ロバ―頑固、それともお人好し;雲・雨・虹―蒸気と光のファンタジア;タカラガイ―インド洋から運ばれた貨幣;樹木と人間―樹木との渋いかかわり;味わう―ことばとは対極の伝えあい;手づくり幻想―現代の精神衰弱;土器をつくる 手軽に、安く;壼の底はなぜまるい―道具の用と形;火の熱さ―金属加工の条件;柄の短い鍬―作物を育てるより雑草を掻く;サバンナの農具のいろいろ―イネ刈りは小刀で、草刈りは鎌で;からだと道具―足は使わず腕を酷使;草を編む―天然の素材を巧みに利用;織る―サバンナの謎、木綿の機織り;着る―必要より文化的意味;切る・つなぐ―技術伝播の前提;はこぶ―壼も篭も頭にのせて;すまう―個別的かつ融通自在;いろどる―文化の三原色・
ISBN(13)、ISBN    4480025324
書誌番号 1190371582
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1190371582

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 文庫本 389.4/1 一般書 利用可 - 0003186350 iLisvirtual
保土ケ谷 公開 Map 文庫本 382 一般書 利用可 - 0071145758 iLisvirtual