餓死者二〇〇〇万人の狂気 1958~1962 --
丁抒 /著, 森幹夫 /訳   -- 学陽書房 -- 1991.10 -- 20cm -- 348p

資料詳細

タイトル 人禍
副書名 餓死者二〇〇〇万人の狂気 1958~1962
著者名等 丁抒 /著, 森幹夫 /訳  
出版 学陽書房 1991.10
大きさ等 20cm 348p
分類 222.077
件名 中国-歴史-1949~
注記 解説:加々美光行
要旨 抗日戦争中に中国は2000万人もの人民の生命を失った。その結果、日本は降伏し、中華民族は解放された。その4年後に、中国は再び数百万人の犠牲を払って共産党政権を誕生させた。さらに10年を経て、中国はまたもや“人災”によって2000万人の人民の生命を失った。ところが2000万人の生命の犠牲は毛沢東をめざめさせるどころか、逆に“史上前例のない”文化大革命を引き起こさせ、さらに何百万人もの生命を葬り去ることになったのである。大躍進期の中国で起きた未曽有の惨禍がいまはじめて明かされる。衝撃のノンフィクション。
目次 第1章 「導き手」、「左」傾化する;第2章 災禍は協同化から始まった;第3章 「大躍進」から「大製鉄・製鋼運動」へ;第4章 金人民製鉄・製鋼運動の悲劇;第5章 人民公社の誕生;第6章 共産風が吹きまくり、貧困のどん底に;第7章 水増し、捏造、大風呂敷;第8章 狂気の沙太の数々;第9章 農民を奴隷のように扱った;第10章 「反右派闘争の追加補充」と「白旗抜き」;第11章 廬山会議前夜の緊迫した情勢;第12章 彭徳懐、大波乱をまきおこす;第13章 毛沢東、独裁化する;第14章 罪名の捏造と個人崇拝の横行;第15章 反右傾運動の展開;第16章 1000万人が迫害され、大飢饉始まる;第17章 安徽省だけで餓死者は2000万人;第18章 全国の餓死者は2000万人;第19章 「3年の自然災害」のせいにできるだろうか;第20章 経済困難はソ連の援助中止のためではない;第21章 「責任田」をめぐる闘争;第22章 各戸生産請負制は葬り去られる;第23章 北戴河会議で再び左傾化;解説 人禍の悲劇と現代史の画期としての中国革命の評価
ISBN(13)、ISBN    4-313-83064-2
書誌番号 1190405806
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1190405806

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 222.0/339 一般書 利用可 - 0004617380 iLisvirtual