長谷川啓 /著   -- オリジン出版センター -- 1992.7 -- 20cm -- 386p

資料詳細

タイトル 佐多稲子論
著者名等 長谷川啓 /著  
出版 オリジン出版センター 1992.7
大きさ等 20cm 386p
分類 910.268
個人件名 佐多 稲子
注記 佐多稲子ほかの肖像あり
要旨 著者は、佐多稲子研究会創立いらい10余年にわたり、その中心的な研究者の1人として質実な調査と検討を進めてきたひと。現在では、佐多稲子研究の代表的な卓抜した1人として知られ,本書は、そういう著者の年月をかけてゆっくり熟成した本になっている。
目次 序にかえて―評伝・逆境から目覚めた“素足の娘”;佐多稲子の文学発想;「キャラメル工場から」覚書き;「くれなゐ」における明子の言説;「素足の娘」の虚構空間―桃代にみる性の目覚め;「くれなゐ」から「灰色の午後」への屈折―昭和10年代をめぐって;屈折のゆくえ―戦争中の作品について;太平洋戦争期の佐多稲子;女・生活・民衆の再発見―「私の東京地図」と「ある女の戸籍」にみる戦後の起点;「歯車」の構図―事実の思想をめぐって;夫婦の共犯風景―「灰色の午後」論;妻の官能の覚醒―不倫小説「灰色の午後」の光景;「渓流」の意味するもの;原爆と秘めたる愛―「樹影」の深層;「時に佇つ」の位相;「時に佇つ」における散文精神;「夏の栞―中野重治をおくる―」覚書き―美しい異性関係を生きる
ISBN(13)、ISBN    4756401627
書誌番号 1190412776

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 910.2/4317 一般書 利用可 - 0005095891 iLisvirtual