河出文庫 --
渋沢竜彦 /著   -- 河出書房新社 -- 1987.11 -- 15cm -- 267p

資料詳細

タイトル 神聖受胎
シリーズ名 河出文庫
著者名等 渋沢竜彦 /著  
出版 河出書房新社 1987.11
大きさ等 15cm 267p
分類 914.6
要旨 サド裁判の渦中にあった弱冠33歳の著者によるラジカルなエッセイ集。著書としては3作目にあたるこの書物が発表されたのは、安保闘争直後の騒然たる時期であった。往年の簡潔、明晰な軽みさえたたえた文体とは異なり、硬質でやや晦渋なスタイルで書かれた本書は、時代と対峙する精神の緊張感をはらみつつ、後半深まりをみせる数々の関心を論理的に展開し、強烈な衝激力にみちている。
目次 ユートピアの恐怖と魅惑;狂帝ヘリオガパルスあるいはデカダンスの一考察;反社会性とは何か;ワイセツ妄想について;神聖受胎あるいはペシミストの精神;スリルの社会的効用についてあるいは偽強姦論;国語改革はエセ進歩主義である;前衛とスキャンダル;仮面について―現代ミステリー映画論;「好色」と「エロティシズム」―西鶴と西欧文学;知性の血痕―ブルトンとトロツキー;銅版画の天使・加納光於;燔祭の舞踊家・土方巽;「鉄の処女」―春日井建の歌;発禁よ、こんにちは―サドと私;第1回公判における意見陳述〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN    4-309-40205-4
書誌番号 1193004552

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 文庫本 914.6/1354 一般書 利用可 - 0005299535 iLisvirtual