吉本隆明 /著   -- JICC出版局 -- 1993.3 -- 20cm -- 236p

資料詳細

タイトル 追悼私記
著者名等 吉本隆明 /著  
出版 JICC出版局 1993.3
大きさ等 20cm 236p
分類 914.6
要旨 究極の人間論は追悼文にあり。人はなぜ追悼文を書くのか?そして、追悼文が意味をもつのはなぜなのか?それは、その死が仕事の中絶につながり、そのことが何らかの意味で人に痛切さをのこすからである。また死を契機にして書かれた即興の文が、巧まずして、その人間の本質を穿つからにほかならない。―小林秀雄から美空ひばりまで、達意の文で綴る待望の追悼文の集成。
目次 中上健次 比類のない文学思想;井上光晴 井上光晴の声;今西錦司 ただ一度の出会い;小山俊一 純乎とした覚者の死;小川 徹 天と地がすこし寂しく;菅谷規矩雄 弔辞;美空ひばり 偉大な哀しさ;手塚治虫 昭和の死を象徴する死;昭和天皇 最後の偉大な帝王;磯田光二鮎川信夫 ひとの死、思想の死;三浦つとむ他 かがやかしい独学像;鮎川信夫 別れの挨拶;島尾敏雄 戦争世代のおおきな砦;黒田喜夫 倫理が瘠せ細らせた;ミシェル・フーコー 現存する世界最大の思想家が死んだ;橋川文三 告別のことば;小林秀雄 批評という自意識;J.P.サルトル 「静かな絶望」のなかの死;対馬忠行 駆けぬけた悲劇;遠山啓 西日のあたる教場の記憶;平野謙 平野さんの神々;竹内好 反近代の思想;村上一郎 哀辞;岸上大作 時代の風圧の証し;三島由紀夫 重く暗いしこり;岩淵五郎 現存するもっとも優れた大衆が死んだ;吉本政枝 姉の死
ISBN(13)、ISBN    4-7966-0586-X
書誌番号 1193020416
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1193020416

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中央 書庫 914.6/5623 一般書 利用可 - 0008328846 iLisvirtual