藤野保先生還暦記念会 /編   -- 雄山閣出版 -- 1993.11 -- 22cm -- 432p

資料詳細

タイトル 近世日本の社会と流通
著者名等 藤野保先生還暦記念会 /編  
出版 雄山閣出版 1993.11
大きさ等 22cm 432p
分類 210.5
件名 日本-歴史-近世
注記 藤野保先生略年譜・主要著作目録:p417~430
要旨 幕藩体制はいかなる支配組織として機能し存在したのか、民衆支配の実体を明らかにしながら、近世社会の諸相を第1部「支配組織と社会」においてみる。また社会を維持発展させたところの経済的営為は、急速に進む交通網の整備にともなう物流の活発化を現象させる。第2部「流通機構と交通」において、この点を具体事例の紹介分析からみる。
目次 第1部 支配組織と社会(郷中教育の再検討―咄相中の諸問題;近世初期「走り者」の具体相とその評価;慶安二年の「御触書」と「検地条目」をめぐる問題;高外地域における領主仕置権に関する一考察―預所椎葉山への人吉藩の自分仕置権について;近世領主支配と山村―日向内藤領を事例として;近世琉球の地頭について―琉球国家臣団構成の特質;給人知行地における巡見使迎接をめぐる一考察―佐賀藩を素材に;旗本の知行所支配文書の体系的研究序説―500石旗本中沢氏を例として;近世後期薩摩国山崎郷々村の様相―山崎郷御仮屋文書の分析;近世大名の交際について―隠居・家督等に伴う引請と客組を通して);第2部 流通機構と交通(改易・転封策と街道の整備―関ケ原戦直後の東海道・中山道を事例として;近世前期の領内米穀市場について―福岡黒田藩の場合;幕藩制下における唐物抜荷と琉球―輸入品の流通構造をめぐる一視点;享保期における都市の変容と問屋仲間―大坂塩問屋仲間を中心として;紀州七里加納啓三郎「御用留」について;幕藩制下における商人資本と藩権力―幕末長崎市場を巡る新興商人と中小藩;明治初中期における国東浦港湾の機能);藤野保先生略年譜・主要著作目録
ISBN(13)、ISBN    4-639-01199-7
書誌番号 1193059731

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 210.5/854 一般書 利用可 - 0007378661 iLisvirtual