中村完 /著   -- 有精堂出版 -- 1993.12 -- 19cm -- 237p

資料詳細

タイトル 漱石空間
著者名等 中村完 /著  
出版 有精堂出版 1993.12
大きさ等 19cm 237p
分類 910.268
個人件名 夏目 漱石
要旨 漱石文学の主線は、西洋をいかに受けとめるかという「知」の体験を、「意」を以て伝え、それによって生じる葛藤を「情」によっていかに補償するかという自問自答の表出にある。本書はその航路を追い、総括して、若い世代に贈る漱石ワールドへの良き案内書。
目次 序にかえて 「当世書生気質」と「三四郎」;「吾輩は猫である」―「険呑なる自己」の出没;「草枕」―“臥”の二重構造;「野分」―現代日本批判の基本設計;「倫敦塔」「薤露行」「夢十夜」―「F+f」の架橋;「坑夫」―意識を掘る;「三四郎」―視線の交叉;「夢」の変容―漱石の俳句;「彼岸過迄」―言葉と意識;「行人」―自己認識の徹底;「心」―武者小路作品との対比において;「道草」―永遠の凝視;「妄想」―永遠なる不平家;『無常といふ事』―意識開放の回路
ISBN(13)、ISBN    4-640-31046-3
書誌番号 1193060136

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 910.2/1730 一般書 利用可 - 0007387830 iLisvirtual