井原三男 /著   -- 勁草出版サービスセンター -- 1994.02 -- 20cm -- 473p

資料詳細

タイトル 漱石の謎をとく・『彼岸過迄』論
著者名等 井原三男 /著  
出版 勁草出版サービスセンター 1994.02
大きさ等 20cm 473p
分類 910.268
件名 彼岸過迄
要旨 本書は前著『漱石の謎をとく・「こころ」論』に続く第二弾である。前著はギリシア悲劇をもってモデルであると断定したが今回、著者は、近代日本文学の脊梁山脈たる“漱石”に登るにギリシア神話をもってハーケン及びザイルとした。著者の犀利なハーケンは、読者の思いもよらぬ岩襞に深く打ち込まれて、漱石の仕掛けた数々のトリックと謎が明るみに曝け出される。その解析の明晰かつ平明は、著者の長くかつ苦心の研究の成果によるものである。漱石の作品群の解明の手掛かりとした著者の提起した視点は、読者をして必ず我が目を疑わせるに相違ない。
目次 風呂の後―森本の本質と謎とき訓練;停留所;報告;雨の降る日;須永の話(鎌倉に行くまで;鎌倉にて;鎌倉から帰って);松本の話(松本須永に引導を渡す;冥界に向けて)
ISBN(13)、ISBN    4-326-93318-6
書誌番号 1194020363
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1194020363

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 910.2/2569 一般書 利用可 - 0008374660 iLisvirtual