筑波大学創立二十周年記念東洋史論集 --
野口鐵郎 /編   -- 雄山閣出版 -- 1994.09 -- 22cm -- 425p

資料詳細

タイトル 中国史における教と国家
副書名 筑波大学創立二十周年記念東洋史論集
著者名等 野口鐵郎 /編  
出版 雄山閣出版 1994.09
大きさ等 22cm 425p
分類 222.004
件名 中国-歴史
内容 内容:宗教信仰と中国の社会 台湾南部の功徳について 丸山宏/著.内容:沙門存在の形態とその多様性 松金公正/著.内容:『竜虎山志』邵元節伝小考 石田憲司/著.内容:清代清門羅教幇と清水教・清茶門教 酒井忠夫/著.内容:統治の理念と政治の実相 「徳治」から「寛治」へ 渡辺義浩/著.内容:元朝の郡県祭祀について 池内功/著.内容:洪武帝の天命観と永楽帝の南征 奥崎裕司/著.内容:国家政策の施行と歴史の諸相 藩鎮昭義軍の成立過程について 森部豊/著.内容:清初における広塩の流通と国家政策 顧〔ハン〕/著.内容:日清戦争前の清朝の国家主権に対する認識と態度 林学忠/著.内容:忠親王僧格林沁の死 山下裕作/著.内容:清末民初の教育改革と湖南省 藤谷浩悦/著.内容:「三次革命」における「軍務院」の生成と消滅 鐙屋一/
要旨 権力体としての国家を運営すると自負する支配層は、自己の存立を妨げる恐れのない教学に裏打ちされた政策を、被支配層への恩恵として施行し、己れに民衆教化を責務として課した。この支配・被支配関係に表裏する教導・被教導関係の幾重もの網と、双方の鬩ぎ合いが、中国史を解くキーの一つである。
目次 第1部 宗教信仰と中国の社会(台湾南部の功徳について;沙門存在の形態とその多様性;『龍虎山志』邵元節伝小考;清代清門羅教〓@4BFCと清水教・清茶門教);第2部 統治の理念と政治の実相(「徳治」から「寛治」へ;元朝の郡県祭祀について;洪武帝の天命観と永楽帝の南征);第3部 国家政策の施行と歴史の諸相(藩鎮昭義軍の成立過程について;清初における広塩の流通と国家政策;日清戦争前の清朝の国家主権に対する認識と態度;忠親王僧格林沁の死;清末民初の教育改革と湖南省;「三次革命」における「軍務院」の生成と消滅;江蘇合作事業推進の構造と合作社;現代中国の民族政策と「マルクス主義民族理論」の変遷)
ISBN(13)、ISBN    4-639-01251-9
書誌番号 1194062906
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1194062906

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 222.0/471 一般書 利用可 - 2001388528 iLisvirtual

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
宗教信仰と中国の社会
台湾南部の功徳について 丸山 宏
沙門存在の形態とその多様性 松金 公正
『竜虎山志』邵元節伝小考 石田 憲司
清代清門羅教幇と清水教・清茶門教 酒井 忠夫
統治の理念と政治の実相
「徳治」から「寛治」へ 渡邉 義浩
元朝の郡県祭祀について 池内 功
洪武帝の天命観と永楽帝の南征 奥崎 裕司
国家政策の施行と歴史の諸相
藩鎮昭義軍の成立過程について 森部 豊
清初における広塩の流通と国家政策 顧 【ハン】
日清戦争前の清朝の国家主権に対する認識と態度 林 学忠
忠親王僧格林沁の死 山下 裕作
清末民初の教育改革と湖南省 藤谷 浩悦
「三次革命」における「軍務院」の生成と消滅 鐙屋 一
江蘇合作事業推進の構造と合作社 菊池 一隆
現代中国の民族政策と「マルクス主義民族理論」の変遷 上野 稔弘