『蘭学事始』を読む --
杉田玄白 /原著, 杉本つとむ /訳・著   -- 八坂書房 -- 1994.09 -- 20cm -- 326p

資料詳細

タイトル 知の冒険者たち
副書名 『蘭学事始』を読む
著者名等 杉田玄白 /原著, 杉本つとむ /訳・著  
出版 八坂書房 1994.09
大きさ等 20cm 326p
分類 402.105
件名 蘭学
注記 『蘭学事始』関係年表:p312~322
要旨 『蘭学事始』は、洋学史上重要な位置をしめる蘭方医、杉田玄白が晩年、文化十二年(一八一五)につづった回想録である。自ら語るように子孫のために、そして蘭学のために書きのこした学究の遺書でもある。玄白が同志、前野良沢(蘭化)とともに『解体新書』の翻訳に苦心した苦闘と歓喜とを一つの頂点として、いかに蘭学が起こり、発展して盛時を迎えたかについて、彼の史観をまじえ、記憶をたどり、上・下二巻にまとめた自分史である。その間、玄白とともに協力し活躍し努力した彼の同志、知友、関係者などを紹介しつつ、蘭学の勃興、興隆の人的資源について熱っぽく語りかけている。本書は一面では、日本の近代化がどのうように推進されたか、その要因がどこにあるかを玄白一個人の体験をとおして、書きつづった近代日本、青春の書でもある。
目次 現代語訳 蘭学事始;蘭学事始(原文);解説―『蘭学事始』を読む(『蘭学事始』以前;『蘭学事始』の圧巻;『蘭学事始』は虚構である;『蘭学事始』の原名は何か―諸伝本と書名とを考える);杉田玄白・大槻玄沢・前野蘭化伝
ISBN(13)、ISBN    4-89694-649-9
書誌番号 1194064846

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 402.1/63 一般書 利用可 - 2001481170 iLisvirtual