性を描いた二十の結晶 --
矢切隆之 /著   -- 朝日ソノラマ -- 1996.03 -- 20cm -- 206p

資料詳細

タイトル 官能する文学
副書名 性を描いた二十の結晶
著者名等 矢切隆之 /著  
出版 朝日ソノラマ 1996.03
大きさ等 20cm 206p
分類 910.26
件名 小説(日本)-歴史-昭和時代 , 性(文学上)
要旨 性を描いた二十の結晶。現代のエロスが病んでいることを指摘し、近代の作品を中心に性の文学を紹介する本書には、失われつつある豊饒な性が溢れている。性の飢餓感に嗤いでいた若い時代、もっぱらエロティックな空想の媒介として読み出したのは、谷崎潤一郎、永井荷風、舟橋聖一であった。
目次 第1部 代表的なベスト5(『四畳半襖の下張』永井荷風―男女の密戯を描ききった発禁の書;『痴人の愛』谷崎潤一郎―希代の姦婦・ナオミの魔性;『眠れる美女』川端康成―眠れる少女に託した老人の純粋性欲;『家畜人ヤプー』沼正三―被虐の至福を構築するユートピア奇譚;『花と蛇』団鬼六―淫蕩にして絢爛豪華な暗黒小説);第2部 傑作15編(『赤い帽子の女』(伝)芥川龍之介―文豪(?)が描く迫力ある官能場面;『芋虫』江戸川乱歩―エロ・グロ・ナンセンスの生んだ白眉;『妻の愛人』龍胆寺雄―性の深奥を描いたポルノの傑作 ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-257-03474-2
書誌番号 1196014032
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1196014032

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 910.2/4357 一般書 利用可 - 2007224683 iLisvirtual