朝鮮・日本の「一君万民」思想史 --
原武史 /著   -- 朝日新聞社 -- 1996.04 -- 20cm -- 238p

資料詳細

タイトル 直訴と王権
副書名 朝鮮・日本の「一君万民」思想史
著者名等 原武史 /著  
出版 朝日新聞社 1996.04
大きさ等 20cm 238p
分類 210.18
件名 日本-対外関係-朝鮮-歴史
要旨 佐倉宗吾以来、日本の「直訴」は命を賭ける非常手段だった。隣国、朝鮮の王たちは、城を出て各地を巡り、生活の不安や不満を王に訴える、文字も知らない奴婢たちの声をじかに受け止めた。これこそ儒教の徳の体現、と王たちは考えた。王政復古の過程で確立された日本固有の「一君万民」思想―「君主」と「民」の一本軸の関係は、儒教の継承者・朝鮮王朝にこそ見いだされる。「一君万民」思想の変遷を、一八世紀の李氏朝鮮の時代から、抗日期まで描く。
目次 はじめに 「一君万民」とは何か;1 一八世紀の朝鮮と日本(その前史と背景;英祖の政治;正祖の時代;同時代の日本―幕藩体制下の閉塞状況);2 一九世紀の朝鮮と日本(「民乱」の一九世紀;正祖を継ぐ思想家たち;同時代の日本―明治天皇の巡幸と行幸);3 大韓帝国と日本(抗日のエネルギーへ);おわりに―「一君万民」の行方
ISBN(13)、ISBN    4-02-256954-9
書誌番号 1196016677

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 210.1 一般書 利用可 - 2007292212 iLisvirtual
保土ケ谷 公開 Map 210.1 一般書 利用可 - 2007261058 iLisvirtual