閥族主義と国家肖像画 -- 作品とコンテクスト --
ロベルト・ザッペリ /著, 吉川登 /訳,     -- 三元社 -- 1996.08 -- 19cm -- 150p

資料詳細

タイトル ティツィアーノ〈パウルス3世とその孫たち〉
副書名 閥族主義と国家肖像画
シリーズ名 作品とコンテクスト
著者名等 ロベルト・ザッペリ /著, 吉川登 /訳,    
出版 三元社 1996.08
大きさ等 19cm 150p
分類 723.37
個人件名 ティツィアーノ・ヴェチェリ
注記 Tizian Paul 〓.und seine Enkel.
内容 ティツィアーノの生涯に関する年譜:p146~147 参考文献:p149
要旨 『パウルス3世とその孫たち』は、ティツィアーノの最も有名な、論じられることの最も多い絵画の一つである。この絵において、なぜ教皇の二人の孫アレッサンドロとオッターヴィオだけが描かれ、彼の息子ピエル・ルイージや他の二人の孫オラツィオとラヌッチオは描かれなかったのか?なぜ絵画の制作が中断されたのか、そして、画家は別れを告げたが、ティツィアーノとファルネーゼ家との関係がそこなわれなかったのはなぜか?依頼者の希望で伝えられるはずであった政治的メッセージを人々に理解させるのに、画家はどのような芸術的手段を用いてこれに成功したのか?文献的及び図像的資料の研究によって、著者は、上記の問に対し、説得力のある答えを出すことができた。同時に、本書で示された分析は、美術史研究のかかえているアクチュアルな諸問題を討論の対象にすえる機会をも提供している。
目次 第1章 未完の肖像画、『パウルス3世とその孫たち』;第2章 肖像画の政治的機能;第3章 画家の思惑;第4章 肖像に滑り込まされる野望;第5章 野望の結末、そして絵が語るもの
ISBN(13)、ISBN    4-88303-033-4
書誌番号 1196050365

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