関係の幻想 -- Minerva英米文学ライブラリー --
久守和子 /〔ほか〕編著   -- ミネルヴァ書房 -- 1997.01 -- 21cm -- 251,5p

資料詳細

タイトル 英米文学にみる家族像
副書名 関係の幻想
シリーズ名 Minerva英米文学ライブラリー
著者名等 久守和子 /〔ほか〕編著  
出版 ミネルヴァ書房 1997.01
大きさ等 21cm 251,5p
分類 930.2
件名 英文学-歴史 , アメリカ文学-歴史 , 家族
内容 内容:序章 〈家族〉の幻想-感情のドラマの余白に 中村邦生/著. 「聖家族」像の変遷 江河徹/著. ソローの家-第二の自然としての〈住〉 野田研一/著. 家族の神話-オルコットの『若草物語』を読み直す 高田賢一/著. 『嵐が丘』の家族像-バルチュスの挿絵を手がかりに 久守和子/著. 「父」の出現- デフォー、オースティン、コンラッドの作品に現れる父親像 津久井良充/著. 聖/性域における性/聖家族-〈家族小説(ファミリー・ロマンス)〉としてのフォークナーの原典版『サンクチュアリ』 笹田直人/著. 二つの家族の一家団欒-ジェイムズ・ジョイス「死者たち」 大神田丈二/著. 家族の中の死-家族崩壊のメカニズム 尾崎俊介/著. 反復-解体-再創造の場としての〈家族〉-T・S・エリオットの家族論 木下卓/著.
要旨 文学作品において「家族」は、ギリシア悲劇の時代に始まり、近代の感情革命である小説の成立とともにクローズアップされ、やがてその崩壊が取り沙汰される現代においてまで永遠のテーマである。本書は、英・米文学作品において表現されている多様な形態の「家族」を取り上げて、検証・批評することにより家族像のイメージを拡げ、その原像を探る。多彩な「家族の肖像」を描きあげるとともに、常に切実な感情の舞台であり続ける「家族」の新たな問題も提示するのである。
目次 「家族」の幻景―感情のドラマの余白に;「聖家族」像の変遷;ソローの家―第二の自然としての「住」;家族の神話―オルコットの『若草物語』を読み直す;『嵐が丘』の家族像―バルチュスの挿絵を手がかりに;「父」の出現―デフォー、オースティン、コンラッドの作品に現れる父親像;聖/性域における性/聖家族―「家族小説」としてのフォークナーの原典版『サンクチュアリ』;二つの家族の一家団欒―ジェイムズ・ジョイスの「死者たち」;家族の中の死―家族崩壊のメカニズム;反復‐解体‐再創造の場としての「家族」―T・S・エリオットの「家族」論〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN    4-623-02722-8
書誌番号 1197006044
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1197006044

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中央 書庫 930.2/1856 一般書 利用可 - 2010478122 iLisvirtual