検索条件

  • 著者
    賀川豊彦
ハイライト

現代カント研究 --
カント研究会 /編   -- 晃洋書房 -- 1997.07 -- 22cm -- 203,60p

資料詳細

タイトル 自由と行為
シリーズ名 現代カント研究
著者名等 カント研究会 /編  
出版 晃洋書房 1997.07
大きさ等 22cm 203,60p
分類 134.2
個人件名 カント イマーヌエル
内容 内容:他行為可能性と自由 久呉高之/著.意志と選択意志とにおける自由 御子柴善之/著.カント実践哲学における「自律」と「自由」 寺田俊郎/著.「道徳法則の下なる意志」と道徳法則の正当化 福田俊章/著.道徳性と自由の正当化 湯浅正彦/著.意志の自律と外的強制 菅沢竜文/著.カントと弁神論 水野美穂/著.書評 新田孝彦著『カントと自由の問題』 丹治信春/著.川島秀一著『カント倫理学研究-内在的超克の試み』 佐藤労/著.石井稔著『構想力の自由』 山本冬樹/著. 巻末:カントの「自由」「行為」「自律」に関する文献目録 日本におけるカント文献目録(1990-1994年)(抄)
要旨 カント超越論哲学の領野には、二つの深淵が口を開いている。その一つは「超越論的対象」と呼ばれ、もう一つは「超越論的自由」と呼ばれる。二つの淵に架けられた橋が、それぞれ「根源的統覚」であり、「意志の自律」であると言ってよい。多くの人が橋を渡り、その構造を調べてきたが、橋が何に架けられているのかを見ようとする人は少ない。しかし、ひとたびそれを見据えた者は、いったいカントが何をしようとし、何をしたことになるのか、根本において分からない、という実感をもつに至るだろう。本書は、このような実感をもつに至ったカント研究者たちによる論集である。かれらは、カントを祖述したり、その所説を小ぎれいに整理したりすることを意図してはいない。かれらは、カントの議論が含む何らかの主要なポイントを、執拗に、とことんまで論じ詰める。それによってかれらは、どのように「カントが分からない」のかを各々の仕方で確認することになる。
目次 1 他行為可能性と自由;2 意志と選択意志とにおける自由―カントとラインホルト;3 カント実践哲学における「自律」と「自由」;4 「道徳法則の下なる意志」と道徳法則の正当化;5 道徳性と自由の正当化―アリソンのカント解釈の検討;6 意志の自律と外的強制―カントの人権思想における自由概念;7 カントと弁神論
ISBN(13)、ISBN    4-7710-0953-8
書誌番号 1197046175

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 134.2 一般書 利用可 - 2011681878 iLisvirtual