小池昌代 /著   -- 思潮社 -- 1997.03 -- 22cm -- 96p

資料詳細

タイトル 永遠に来ないバス
著者名等 小池昌代 /著  
出版 思潮社 1997.03
大きさ等 22cm 96p
分類 911.56
要旨 本詩集には様々な“水”が登場する。それは、あるときには汚水であり、雨やシャワーの流水であり、私たちを満たし、その端から滑り落ちていこうとする水である。湯気のように現実の周囲を漂う、くらさや気怠さにもかかわらず、丸みのある、肌触りのよいことばたちは、常に明るい陽の方を向いている。何かを欠き、不安を抱えて生きる、私たちの傾斜の角度をあるがままに感知し、その微かな陥没までをも直観し、あざやかな、ことばへの転換を図る。鮮烈な第一詩集『水の町から歩き出して』、現代詩ラ・メール新人賞受賞の第二詩集『青果祭』から6年を経て、いまだみずみずしくも、安定した技法を定着させた詩人の、注目すべき新詩集。
目次 湯屋;永遠に来ないバス;優雅な箒人;空豆がのこる;夏の弟;獣たち;水のなかの黙礼;夕立;ゆれている水;夕日;小島;交歓;感光生活;靴ずれをめぐって〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN    4-7837-0645-X
書誌番号 1198002622

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 911.5/2183 一般書 利用可 - 2012277183 iLisvirtual