中流層をとおしてみた近世社会 --
ジョナサン・バリー /編, クリストファ・ブルックス /編, 山本正 /監訳,   ,     -- 昭和堂 -- 1998.10 -- 22cm -- 278,54p

資料詳細

タイトル イギリスのミドリング・ソート
副書名 中流層をとおしてみた近世社会
著者名等 ジョナサン・バリー /編, クリストファ・ブルックス /編, 山本正 /監訳,   ,    
出版 昭和堂 1998.10
大きさ等 22cm 278,54p
分類 233.05
件名 イギリス-歴史-近代 , 中間階級-イギリス
注記 The middling sort of people.
内容 文献あり
要旨 七本の論文が収められた本書では、近世イングランド社会(16~18世紀)の分析にあたり、三分法の立場にたって、同時代人がmiddling sort(本訳書では「中流層」という訳語を用いた)として認識していた人びとに対する、多彩な角度からのアプローチが試みられている。中産階級なるものがイングランド(イギリス)社会で成立するのは、産業革命後の19世紀になってからのことであって、それ以前、すなわち近世イングランド社会は、エリート民衆、あるいはジェントルマンとノン・ジェントルマン、あるいは富める者と貧しき者というように、基本的に二分法によって分析すべきだとする立場たとえば近世において階級と呼べるのはジェントルマン階級だけであって、ノン・ジェントルマンはジェントルマンの家父長的支配のもとでおよそばらばらの存在にすぎなかったとするピーター・ラスレットの一階級社会論や、民衆文化の自律性ならびに民衆文化とエリート(ジェントルマン)文化の相互作用を強調するE・P・トムソンの議論―への批判が、この論文集の基本的スタンスである。
目次 第1章 テューダー・ステュアート朝イングランドにおける「人びとの類い」;第2章 従弟制度、社会的流動性、中流層、1550‐1800年;第3章 ブルジョワ集団主義?―都市の結社と中流層;第4章 16世紀末から17世紀初にかけての専門職、イデオロギー、中流層;第5章 ロンドンにおける中流層;第6章 18世紀における政治と中流層;第7章 18世紀コルチェスタにおける中流層―自立・社会関係・まちの顔役
ISBN(13)、ISBN    4-8122-9834-2
書誌番号 1198061877
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1198061877

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 233.0/175 一般書 利用可 - 2015816697 iLisvirtual