研究叢書 --
真鍋昌弘 /編   -- 和泉書院 -- 1998.09 -- 22cm -- 418p

資料詳細

タイトル 歌謡雅と俗の世界
シリーズ名 研究叢書
著者名等 真鍋昌弘 /編  
出版 和泉書院 1998.09
大きさ等 22cm 418p
分類 911.6
件名 歌謡
内容 内容:『山家鳥虫歌』の民謡を辿る 真鍋昌弘/著.「光仁即位前紀」の構成と童謡 宮岡薫/著.紀七四・円大臣の妻の歌 内藤英人/著.「大御葬歌」の場 藤原享和/著.宣命型祝詞の成立 竜野暁啓/著.「宮人」考 米山敬子/著.神歌に見える「うれし」について 松村嘉幸/著.駒の遊び 飯島一彦/著.院政期の催馬楽 小野恭靖/著.『栄花物語』と“中古”今様 菅野扶美/著.梁塵秘抄今様「様がるは」考 馬場光子/著.「まいまい」という蝸牛の呼称 永池健二/著.時雨に見る早歌の自然 外村南都子/著.土佐沖ノ島の盆の芸能と三浦伝説 井出幸男/著.『御状引付』書留盆踊歌考 佐々木聖佳/著.『宗安小歌集』の一性格 植木朝子/著.隆達節における短歌体の歌謡について 下仲一功/著.家光と芸能 須藤豊彦/著.寛政七年土佐漂着琉球船乗組員
要旨 日本歌謡の流れを大河に譬えるなら、それは記紀歌謡群として湧出し、幾多の雅俗の風景を現出させながら、多様な雅俗の時と場を縫って、長い年月を絶えることなく豊かに流れてきた。本書に集められた24篇の論考は、その大河なす歌謡史上の要所における、それぞれの研究者の深くて新しい成果の発表である。内容は記紀歌謡・続日本紀歌謡・風俗圏歌謡・今様・早歌・中世小歌圏歌謡・近世歌謡、そして日本歌謡の一背景としても貴重な中国少数民族歌謡の研究にも及んでいる。また、国外における日本歌謡芸能研究の第一人者―フランク・ホーフ教授の『閑吟集』に関する最新の論考も収録した。
目次 『山家鳥虫歌』の民謡を辿る;「光仁即位前紀」の構成と童謡;紀七四・円大臣の妻の歌―「脚帯撫だすも」の表現を中心に;「大御葬歌」の場―その研究方法をめぐって;宣命型祝詞の成立;「宮人」考―和舞からの考察(その一);神歌に見える「うれし」について―「たのし」との比較から;「駒の遊び」―『うつほ物語』から;院政期の催馬楽―顕昭の催馬楽関連記事をめぐって;『栄花物語』と“中古”今様〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN    4-87088-941-2
書誌番号 1198062390

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 911.6/55 一般書 利用可 - 2015835330 iLisvirtual