研究叢書 --
加藤浩司 /著   -- 和泉書院 -- 1998.10 -- 22cm -- 260p

資料詳細

タイトル キ・ケリの研究
シリーズ名 研究叢書
著者名等 加藤浩司 /著  
出版 和泉書院 1998.10
大きさ等 22cm 260p
分類 815.5
件名 日本語-助動詞
内容 文献あり
要旨 古代日本語において一般に「過去(または回想)の助動詞」として概括されているキとケリの、より細かい意味・機能の差異については、従来から、様々な説が提出され、何度か論争も行なわれているが、いまだに、研究者間で共通理解が得られているとは言い難い。本書は、資料に恵まれている平安時代中期におけるキとケリの意味・機能の差異の闡明を目的としたものである。
目次 第1章 漢文訓読文系文献資料におけるキ・ケリの意味・機能の差異―細江逸記説に反するキの例外的用法をめぐって;第2章 日記文学作品における助動詞ケリの多用について―蜻蛉日記の場合;第3章 古代語における文章の「視点」と「体験性」―和泉式部日記を例として;第4章 助動詞キとケリが示す「体験性」の差異について―大鏡を資料として;第5章 キとケリが示す事象の生起と認識と発話時との時間的距離について―土佐日記を資料として;第6章 ある種の連体修飾用法におけるキとケリの差異について―土佐日記「ありけるをんなわらは」の解釈;第7章 上接語・下接語から見た助動詞キ・ケリの差異―品詞レベルでの分析;第8章 上接語の相違から見た助動詞キ・ケリの差異―語レベルでの分析;結章 キ・ケリの意味・機能の差異;付章 キ・ケリの研究史概観と問題点の整理―付、編年体研究文献目録
ISBN(13)、ISBN    4-87088-942-0
書誌番号 1198064013
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1198064013

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 815.5/16 一般書 利用可 - 2015869642 iLisvirtual