鈴木淳 /責任編集, 柏木由夫 /責任編集   -- 笠間書院 -- 1998.11 -- 22cm -- 382p

資料詳細

タイトル 和歌解釈のパラダイム
著者名等 鈴木淳 /責任編集, 柏木由夫 /責任編集  
出版 笠間書院 1998.11
大きさ等 22cm 382p
分類 911.101
件名 和歌-歌論
内容 内容:仙覚の万葉歌解釈における理法と詩学 小川靖彦/著.散り敷く花の評価 田中大士/著.清涼殿東庭の松が浦島 徳原茂実/著.『貫之集注』と貫之の表現 加藤幸一/著.三十六人集の本文改訂試論 藤田洋治/著.公任歌学と古今集序注 杉田まゆ子/著.『和漢朗詠集』躑躅部成立の背景 田中幹子/著.和歌の解釈と物語 山本登朗/著.「移ろひたる菊」の意味するもの 武田早苗/著.院政期歌学のパラダイム 小川豊生/著.『奥義抄』釈部の注釈態度 日比野浩信/著.声点注記を有する歌書 浅田徹/著.本説の整序 黒田彰子/著.歌語「形見」を詠む和歌について 柏木由夫/著.詠作の「場」と解釈 藤平泉/著.中世和歌の一環境 鈴木元/著.平家物語における和歌の解釈 桜井陽子/著.『難三長和歌』をめぐって 神作研一/著.加藤千蔭の和歌と謡
要旨 和歌を現代人は本当に読めているのか?根源的な問を実作者の位相から改めて発することによって今日の和歌研究のパラダイムの変換を迫る。「古典の息吹再生」という今日的課題に迫る。和歌文学会の最前線の研究成果を、和歌研究者のみならず他領域を含めた内外の読者に解放することを目ざして、今、切実かつ本質的なテーマを追求。
目次 仙覚の万葉歌解釈における理法と詩学―方法としての「ことわり」;散り敷く花の評価―三代集時代を中心に;清涼殿東庭の松が浦島―西本願寺本躬恒集の本文校訂;『貫之集注』と貫之の表現;三十六人集の本文改訂 試論―陽明文庫(サ・六八)本を中心に;公任歌学と古今集序注―仮名序古注と公任序注の先後;『和漢朗詠集』躑躅部成立の背景―王朝の色彩美;和歌の解釈と物語―伊勢物語の方法;「移ろひたる菊」の意味するもの―「うつろひたる菊にさしたり(蜻蛉日記)」私見;院政期歌学のパラダイム―釈義の方法をめぐって〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN    4-305-40112-6
書誌番号 1198069357
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1198069357

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 911.1/3825 一般書 利用可 - 2016033556 iLisvirtual