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【図書】 探偵小説論１

氾濫の形式 -- Ｋｅｙ　ｌｉｂｒａｒｙ --
笠井潔／著 -- 東京創元社 -- １９９８．１２ -- ２０ｃｍ -- ３００ｐ

タイトル	探偵小説論１
各巻タイトル	氾濫の形式
シリーズ名	Ｋｅｙ　ｌｉｂｒａｒｙ
著者名等	笠井潔／著
出版	東京創元社１９９８．１２
大きさ等	２０ｃｍ３００ｐ
分類	910.26
件名	推理小説（日本）
内容	文献あり
要旨	第一次大戦という、人類史上初の大量殺戮戦争後、探偵小説は開花した―とする持論を克明に跡付け、正面から第一次大戦を通過しなかった日本においては、それが第二次大戦後にまで持ち越されたとし、『本陣殺人事件』に始まる探偵小説第二の波を体系立てる。横溝正史から大井広介、坂口安吾、山田風太郎、高木彬光、鮎川哲也、松本清張、中井英夫に至る画期的な戦後探偵小説論。
目次	序章　探偵小説という時代精神；第１章　論理小説と物象の乱舞―横溝正史論；第２章　世界戦争と不徹底な戦後―大井広介論；第３章　無意味と意味と無意味―坂口安吾論；第４章　廃墟と自意識の彷徨―山田風太郎論；第５章　屍体という錘と戦争体験―高木彬光論；第６章　柩の個性と匿名の死者―鮎川哲也論；第７章　壊れた人間と平和な現在―松本清張論；第８章　戦後探偵小説の内破―中井英夫論
ISBN(13)、ISBN	4-488-01514-X
書誌番号	1198073977

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