後継首相の決定と「長老政治家」 --
君塚直隆 /著   -- 有斐閣 -- 1998.12 -- 22cm -- 272p

資料詳細

タイトル イギリス二大政党制への道
副書名 後継首相の決定と「長老政治家」
著者名等 君塚直隆 /著  
出版 有斐閣 1998.12
大きさ等 22cm 272p
分類 312.33
件名 イギリス-政治・行政-歴史-近代
内容 文献あり 索引あり
要旨 名誉革命に源を発するイギリスの二大政党制は、1840年代までにそのかたちを整え、1860年代半ばに確立したと考えられる。この間イギリスの政党政治は、18世紀的貴族政治から、20世紀的大衆民主政治へと移行する。しかし、その過渡期ともいうべき1850年代には、未曾有の経済繁栄期を迎える一方で社会全体が保守化し、議会内がいくつもの党派に分裂して、選挙法改正のような改革の動きも沈滞する。さらに、国王の影響力が弱まり、内閣危機に際しても後継首相を選定できない事態が生じてしまう。こうした時、後継首相を女王に奏薦し、危機を回避しえたのが、ウェリントン公爵とランズダウン侯爵という二人の「長老政治家」であった。本書は、新進気鋭の研究者が、後継首相の決定過程に焦点を当て、「政党政治の母国」において二大政党制が確立してゆく過程を考察する。
目次 序章 1850年代政党政治史研究と問題の所在;第1章 1850年代の政党政治史的意味;第2章 1830~40年代の内閣危機;第3章 1851年内閣危機とウェリントン公爵;第4章 アバディーン連立内閣とランズダウン侯爵;第5章 二大政党制の確立と「長老政治家」の退場;第6章 20世紀の長老政治家;終章 イギリス政党政治における「長老政治家」
ISBN(13)、ISBN    4-641-04969-6
書誌番号 1199000695
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1199000695

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中央 書庫 312.3/409 一般書 利用可 - 2016258175 iLisvirtual