岡部由紀子 /著   -- 創文社 -- 1999.02 -- 23cm -- 340p

資料詳細

タイトル アウグスティヌスの懐疑論批判
著者名等 岡部由紀子 /著  
出版 創文社 1999.02
大きさ等 23cm 340p
分類 132.1
個人件名 アウグスティヌス アウレリウス
内容 文献あり 索引あり
要旨 本書はアウグスティヌスが回心後、最初に着手した初期の代表作で難解をもって知られる『アカデメイア派論駁』の世界でも初の総合的な研究成果であり、研究/翻訳/註解の三分より構成される。アウグスティヌスはアカデメイア派懐疑論の論駁を通して真理論や知識論に関する新たな理解を示したが、著者はそれがヘレニズム期のものともデカルト以降の近代の懐疑論とも異なり、命題の真偽、真理と善という価値をわれわれの生のあり方にどのように位置づけるかに核心があることをはじめて解明した。原著は19世紀以来、デカルト懐疑論との比較や新プラトニズム研究の視点などから考察されてきたが、未だその全体像は明らかになっていない。本書はアウグスティヌスの戦略的論法を読み解いて原著の意図を分析し、真理と行為の問題性を摘出した画期的作品。
目次 第1部 『アカデメイア派論駁』研究序説(『アカデメイア派論駁』の成立;『アカデメイア派論駁』の真理論);第2部 『アカデメイア派論駁』;第3部 『アカデメイア派論駁』註解
ISBN(13)、ISBN    4-423-17115-5
書誌番号 1199021027

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 132.1/33 一般書 利用可 - 2017003820 iLisvirtual