日本の「国語形成」を念頭において --
サーレ・アーデル・アミン /著,     -- 三元社 -- 1999.02 -- 22cm -- 476p

資料詳細

タイトル エジプトの言語ナショナリズムと国語認識
副書名 日本の「国語形成」を念頭において
著者名等 サーレ・アーデル・アミン /著,    
出版 三元社 1999.02
大きさ等 22cm 476p
分類 829.76
件名 アラビア語
内容 文献あり 年表あり 索引あり
要旨 エジプトの言語的危機とは何か。フスハー(=正則アラビア語=書きことば)とアミーヤ(=話しことば)の分裂が、いかにエジプト人の複合アイデンティティ(イスラーム教/アラブ民族/国民国家としてのエジプト)の構造と密接に結びつき、不安定な状況をつくり出しているのかを明らかにしていく。アラブ研究者の必読書。
目次 序論 エジプトにおける近代化の意味;1部 言語ナショナリズムの前夜―19世紀末におけるエジプトの民衆語認識;2部 エジプト化イデオロギーと言語ナショナリズム―アミーヤから近代語へのあゆみ;3部 ダイグロシア現象の再検討―ダイグロシア、スペクトロ・グロシア、言語内の多変種併用状況;4部 アル=ハキームによる「第三言語」の実現;結語 言語状況の不安定性の危機と国民国家形成の条件―言語内の多元変種併用と言語共同体概念の見直し;補論1 エジプトと日本における「国語認識」―言文一致運動及び言語スタンダードをめぐって;補論2 エジプトにおける「ネーション」概念の成立―アラビア語世界における「国民国家」概念の導入;補論3 忘れられたエジプトのアイデンティティ―歴史にみる政治教育
ISBN(13)、ISBN    4-88303-053-9
書誌番号 1199021292

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 829.7/25 一般書 利用可 - 2019756460 iLisvirtual