文春新書 --
岸田秀 /著   -- 文藝春秋 -- 1999.07 -- 18cm -- 278p

資料詳細

タイトル 性的唯幻論序説
シリーズ名 文春新書
著者名等 岸田秀 /著  
出版 文藝春秋 1999.07
大きさ等 18cm 278p
分類 367.9
件名
要旨 「人間は本能の壊れた動物である」と著者はいう。したがって性交も本能ではできない。人類は基本的に不能なのである。しかし不能のままでは人類は絶滅する。不能を克服するため、人類は本能ではなく幻想に頼らざるをえなかった。人類において性にまつわる一切は幻想であり、文化の産物なのである―との視点から、性差別の起源、売買春、恋愛と性欲、資本主義と性、などの諸問題に根本的メスをいれる。目からウロコが落ちること、うけあい。
目次 第1章 すべての人間は不能である;第2章 男の性欲は単純明快である;第3章 文句を言い始めた女たち;第4章 女体は特殊な商品である;第5章 「女」は屈辱的な役割である;第6章 母親に囚われた男たち;第7章 「性欲」の発明;第8章 「色の道」が「性欲処理」に;第9章 神の後釜としての恋愛と性欲;第10章 恥の文化と罪の文化;第11章 資本主義時代のみじめな性;第12章 性交は趣味である
ISBN(13)、ISBN    4-16-660049-4
書誌番号 1199040410

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保土ケ谷 公開 Map 367.9 一般書 利用可 - 2040465513 iLisvirtual