人類学と歴史学からのアプローチ --
栗本英世 /編, 井野瀬久美惠 /編, 井野瀬久美惠 /〔ほか〕著   -- 人文書院 -- 1999.09 -- 22cm -- 392p

資料詳細

タイトル 植民地経験
副書名 人類学と歴史学からのアプローチ
著者名等 栗本英世 /編, 井野瀬久美惠 /編, 井野瀬久美惠 /〔ほか〕著  
出版 人文書院 1999.09
大きさ等 22cm 392p
分類 209.6
件名 世界史-近代 , 植民地
内容 内容:植民地経験の諸相 栗本英世/著 井野瀬久美惠/著.メアリ・キングズリの西アフリカの旅 井野瀬久美惠/著.西アフリカにおける二つの間接統治 竹内幸雄/著.植民地統治における差異化と個体化 真島一郎/著.討伐する側とされる側 栗本英世/著.南ローデシア植民地形成期におけるキングズリ・フェアブリッジ 北川勝彦/著.西ケニア山村からみた大英帝国 松田素二/著.裁判官のかつら 松園万亀雄/著.少年が見たエジプト一九一九年革命 長沢栄治/著.〈供犠〉のゆくえ 田中雅一/著.近代植民地主義と「食人」 弘末雅士/著.人類学の歴史研究 杉島敬志/著.日本の台湾支配と原住民の日本語教育 松澤員子/著.二人のエドワードと二〇世紀人類学 大塚和夫/著.『テンペスト』の弁明 春日直樹/著. 文献あり
要旨 本書が目指すのは政治経済的な、マクロな植民地研究ではなく、支配者と植民地の人びとが出会う個々の場における「植民地経験」の解明である。征服と抵抗、徴税と徴用、住民と土地の登録、開発、学校制度、裁判、混血化と文化の混淆…支配する側とされる側のコミュニケーションの具体的な検討を通じ、生きられた植民地経験の諸相を描く。人類学者と歴史学者による共同研究の画期的成果。
目次 序論 植民地経験の諸相;メアリ・キングズリの西アフリカの旅―フィールドワークにおける民族とジェンダー;西アフリカにおける二つの間接統治―ルガードとモレルの比較;植民地統治における差異化と個体化―仏領西アフリカ・象牙海岸植民地から;討伐する側とされる側―すれちがう相互認識;南ローデシア植民地形成期におけるキングズリ・フェアブリッジ;西ケニア山村からみた大英帝国―個人史が世界史と交錯するとき;裁判官のかつら―ケニアの植民地体験と法文化の異種混合状況;少年が見たエジプト1919年革命;「供犠」のゆくえ―コロニアル・インドとポストコロニアル・ランカ〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN    4-409-53022-4
書誌番号 1199054541

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 209.6/12 一般書 利用可 - 2017992433 iLisvirtual