深尾清造 /編   -- 九州大学出版会 -- 1999.10 -- 22cm -- 355p

資料詳細

タイトル 流域林業の到達点と展開方向
著者名等 深尾清造 /編  
出版 九州大学出版会 1999.10
大きさ等 22cm 355p
分類 652
件名 林業
内容 内容:宮崎県耳川流域における流域林業システム 家族経営的林業の存在形態と展望 興梠克久/著.林家の家族変動と森林管理問題 佐藤宣子/著.木材の産地形成における森林組合の役割 山本美穂/著.諸塚村における林業第三セクターの意義 堀靖人/著.新興林業地における国産材産地形成の動向と課題 渡辺昭治/著.シイタケ生産農林家の経営構造 松原恵子/著.山村地域における観光資源の現状分析 村瀬房之助/著.林業労働力と森林管理問題 林業労働力の安定雇用実現への道程 岡森昭則/著.伐出業における高性能林業機械化と労働組織の再編方向 遠藤日雄/著.新規参入林業労働者の住宅問題に関する一考察 小池正雄/著.林家の経営マインドの後退と森林資源政策 堺正紘/著.山村における家族経営の存立基盤・林野土地問題 森林国有の意義と日本の国
要旨 最近の森林政策における森林管理の担い手としての自治体の位置付けは、林業基本法への回帰である。林業政策の課題は公益的機能の向上であるが、市町村が当面森林管理に必要な労働力を確保するには、森林組合の作業班の拡充、即ち作業班の主要な構成員である農林化の余剰労働力の組織化が一般的な手法であり、専業的家族経営と農林複合経営を重視せざるを得ない。本書では、農林家(農民的家族経営)が林業・森林管理の主要な担い手の一つであるという視点に立っている。
目次 第1部 宮崎県耳川流域における流域林業システム(家族経営的林業の存在形態と展望;林家の家族変動と森林管理問題;木材の産地形成における森林組合の役割 ほか);第2部 林業労働力と森林管理問題(林業労働力の安定雇用実現への道程―上球磨森林組合の取り組み;伐出業における高性能林業機械化と労働組織の再編方向;新規参入林業労働者の住宅問題に関する一考察 ほか);第3部 山村における家族経営の存立基盤・林野土地問題(森林国有の意義と日本の国有林問題;生協運動と交流型産直の現状と課題―水・食と農林をめぐって;韓国におけるイタヤカエデ樹液の採取農林家の再生産構造 ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-87378-605-3
書誌番号 1199057194
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1199057194

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 652/15 一般書 利用可 - 2018095532 iLisvirtual