ある哲学者の生涯と旅・その詩と真実 --
小林真 /著   -- 金剛出版 -- 1999.09 -- 22cm -- 230p

資料詳細

タイトル ニーチェの病跡
副書名 ある哲学者の生涯と旅・その詩と真実
著者名等 小林真 /著  
出版 金剛出版 1999.09
大きさ等 22cm 230p
分類 134.9
個人件名 ニーチェ フリードリヒ・ビルヘルム
要旨 この本は、独文学者としてのニーチェの長い間の読書と、精神医学者としての臨床と研究との融合によって成っている。文学者と医学者の二つの側面を持つ著者ならではの労作である。ニーチェを梅毒性の精神異常、つまり進行麻痺に侵された人と診断し、作品と生涯の綿密な分析解明が行われている。この分野での先人の研究にも丁寧に誠実に言及がなされている。
目次 第1章 ニーチェの病態像と病歴(トリノでのカタストロフィー(1888年12月~1889年1月);カタストロフィーまでの伏線―多幸症(Euphorie)と妄想形成(Wahnbildung)(1888年9月末~1888年12月);バーゼルにて(1889年1月10日~1月17日)―急性期 ほか);第2章 ニーチェ病跡学の歴史(一般人および知人たちの、ニーチェの病気(精神病)についての見解;ニーチェの妹Elizabethのニーチェの病気についての見解;W.W.Ireland:Fr.Nietzsche,a study in mental science.『F.ニーチェ、その精神医学的研究』(1901) ほか);第3章 ニーチェ病跡学からニーチェ人間学へ(ニーチェ病跡学の総括とその問題点;ニーチェの病識と病気観;心理学者としてのニーチェとフロイトおよびユンク ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-7724-0625-5
書誌番号 1199059963

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 134.9 一般書 利用可 - 2018196886 iLisvirtual