歴史科学叢書 --
福田千鶴 /著   -- 校倉書房 -- 1999.11 -- 22cm -- 408p

資料詳細

タイトル 幕藩制的秩序と御家騒動
シリーズ名 歴史科学叢書
著者名等 福田千鶴 /著  
出版 校倉書房 1999.11
大きさ等 22cm 408p
分類 210.5
件名 幕藩体制 , 御家騒動
内容 索引あり
要旨 近世前期に生じた御家騒動の特徴の一つには、幕府権力の強い介入があるとされる。しかし、子細にその経過をみると、幕府が騒動に積極的に介入したというよりは、むしろ大名・家中の側から幕府に訴訟し、自ら幕府の介入を招いているような節がある。また、御家騒動が幕府に露見すれば改易になるといった固定観念が、一般的な歴史書の叙述のなかで繰り返されている。しかし、御家騒動が幕府に露見して改易にならなかった事例は多いし、御家騒動が即、改易につながるのであれば、なぜ大名・家中の側から幕府に訴訟をするのだろうか。つまるところの本書の問題関心は、右のような疑問から生じている。
目次 第1部 幕藩制的秩序の諸相(幕藩制的秩序の原理;慶長・元和期の秩序転換;幕藩制的秩序の安定化;武家権威の動揺 ほか);第2部 御家騒動の近世的展開(慶長・元和期の御家騒動―最上騒動を中心に;寛永期の御家騒動―黒田騒動を中心に;寛文・延宝期の御家騒動―越後騒動を中心に;大名の相続と御家騒動)
ISBN(13)、ISBN    4-7517-3000-2
書誌番号 1199063965

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 210.5/897 一般書 利用可 - 2018301450 iLisvirtual