稲岡耕二 /編   -- 塙書房 -- 1999.11 -- 22cm -- 375p

資料詳細

タイトル 声と文字上代文学へのアプローチ
著者名等 稲岡耕二 /編  
出版 塙書房 1999.11
大きさ等 22cm 375p
分類 910.23
件名 日本文学-歴史-古代
内容 内容:声と文字序説 稲岡耕二/著.文字テキストから伝承の世界へ 神野志隆光/著.声のない文字から声を表わす文へ 遠山一郎/著.古事記歌謡における助動詞と時間 石田千尋/著.武烈紀・歌垣歌謡の解釈 山口佳紀/著.初期万葉の〈抒情〉試論 鉄野昌弘/著.「対句」の方法・覚書 神野志幸恵/著.人麻呂歌集略体表記の位置 矢嶋泉/著.人麻呂歌集のミ語法 内田賢徳/著.「つなぎ言葉」と文字 大浦誠士/著.人麻呂歌集問答歌の文学史的位置 竹尾利夫/著.「水陰草」考 柳澤朗/著.人麻呂における枕詞アヅサユミの用法 岩下武彦/著.人麻呂作品における想像力と交感 小川靖彦/著.萬葉「来依ル」と「来依ス」と 毛利正守/著.「羈旅歌八首」おぼえがき 身崎壽/著.語源譚の物語と歌 高橋亨/著.民族の声 品田悦一/著.〈声〉と〈文字〉
要旨 近ごろ話題を賑わせているように、七世紀後半に日本の歌が文字への転換を果たしたことは間違いないと考えられます。そのさいどんな変化が歌や散文に生じたかをわたしたちは見きわめなければなりません。うたわれていた“声の歌”を文字に記せば、それがそのまま“文字の歌”になるというような、文字の世界にとらわれた想像力によってでは解明しきれない文学史上のドラマがそこでは起こったようです。本書に収めた諸論文は、論者それぞれの立場から右のような課題もしくはその周辺の問題について記したものです。
目次 声と文字序説―人麻呂歌集古体歌の時代;文字テキストから伝承の世界へ;声のない文字から声を表わす文へ;古事記歌謡における助動詞と時間;武烈紀・歌垣歌謡の解釈―「なをあましじみ」の句を中心に;初期万葉の“抒情”試論―中皇命「宇智野の歌」をめぐって;「対句」の方法・覚書;人麻呂歌集略体表記の位置;人麻呂歌集のミ語法;「つなぎ言葉」と文字〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN    4-8273-0085-2
書誌番号 1199066382

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