人はなぜ戦場へ行ったのか -- 光文社新書 --
一ノ瀬俊也 /著   -- 光文社 -- 2004.7 -- 18cm -- 217p

資料詳細

タイトル 明治・大正・昭和軍隊マニュアル
副書名 人はなぜ戦場へ行ったのか
シリーズ名 光文社新書
著者名等 一ノ瀬俊也 /著  
出版 光文社 2004.7
大きさ等 18cm 217p
分類 392.1
件名 軍隊-日本-歴史-近代
注記 文献あり
著者紹介 1971年福岡県生まれ。98年九州大学大学院比較社会文化研究科博士後期課程中退。現在、人間文化研究機構・国立歴史民俗博物館助手。著書に「近代日本の徴兵制と社会」がある。
内容紹介 明治期から太平洋戦争期にかけて、数多く出版された軍隊にまつわる「マニュアル」集。これを検証することで、徴兵・戦争という巨大な経験に、近代の人々がどう向かい合ってきたのかを、一つの通史として描く。
要旨 明治期から太平洋戦争期にかけて、軍隊にまつわる「決まり文句」の数々を収録した軍隊「マニュアル」とも呼ぶべき本が多数出版された。これらは、出征する兵士が住んでいる村の幹部たちが行った激励の演説、それに応えて彼ら入営者が行う挨拶などを収録したもので、当時の書店でふつうに売られていた。この軍隊「マニュアル」を読むと、軍隊という巨大な存在に対する当時の人々の迷いや不安、反抗心といった心のひだが透けて見える。本書は、徴兵・戦争という巨大な経験に、近代の人々がどう向かい合ってきたのかを、建前と本音の両面から、ひとつの通史として描く試みである。
目次 第1章 軍隊「マニュアル」の出現―明治一〇年代~日清戦争期(徴兵令の通俗解説書;教科書による兵士教育 ほか);第2章 発達・多様化する「マニュアル」―日露戦争期(英露に対する敵愾心の昂揚;朝鮮人に対する根深い猜疑心 ほか);第3章 平和な時代の「マニュアル」―日露戦後~大正期(なぜロシアに勝てたのか;「捕虜になるくらいなら死ね」 ほか);第4章 どろ沼の戦争と「マニュアル」―日中・太平洋戦争期(なぜアメリカと戦争をしなければならないのか;戦争に勝つ見込みはどう説明されていたのか ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-334-03257-5
書誌番号 1104052968
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1104052968

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