その栄光と終焉 -- 祥伝社新書 --
渡部昇一 /〔著〕   -- 祥伝社 -- 2009.8 -- 18cm -- 279p

資料詳細

タイトル ドイツ参謀本部
副書名 その栄光と終焉
シリーズ名 祥伝社新書
著者名等 渡部昇一 /〔著〕  
出版 祥伝社 2009.8
大きさ等 18cm 279p
分類 392.34
件名 軍隊-ドイツ-歴史
著者紹介 1930年山形県生まれ。55年上智大学大学院博士課程修了後、西ドイツのミュンスター大、さらにオックスフォード大へ留学。71年上智大学教授。現在上智大学名誉教授。英語学、言語学専攻。
内容紹介 ビスマルク首相、モルトケ参謀総長の下で「史上最強」といわれた集団組織はいかにして作られ、消滅したか。組織とリーダーを考える教訓の宝庫、史上最強の「集団組織」に学ぶリーダー論。
要旨 ビスマルク首相、モルトケ参謀総長の下で「史上最強」といわれた集団組織はいかにして作られ、そして消滅したか。その歴史を調べることは、とりもなおさず究極の組織論、リーダー論につながる。さらにリーダーを政治家、スタッフを軍部(自衛隊)に置き換えれば、そのまま現代の日本の理解ともなり、「文民統制」のあり方を考えるヒントともなる。ドイツ参謀本部は、まさに教訓の宝庫である。
目次 第1章 近代組織の鑑‐ドイツ参謀本部―フリートリッヒ大王が制限戦争時代に残した遺産(「教訓の宝庫」としてのドイツ参謀本部;ヨーロッパの陸戦史、四つの時代区分 ほか);第2章 かくて「頭脳集団」は誕生した―ナポレオンを挫折させたプロイセン参謀本部の実力(プロイセン軍の動脈硬化;どん底に落とされたプロイセン ほか);第3章 哲学こそが、勝敗を決める―世界史を変えたクラウゼヴィッツの天才的洞察(改革思想の余燼(1)―ボイエン;改革思想の余燼(2)―グロルマン ほか);第4章 名参謀・モルトケの時代―「無敵ドイツ」を創りあげた男の秘密とは何か(文学的素養と文学者的外見を持った軍人;侍従武官から参謀総長へ ほか);第5章 「ドイツの悲劇」は、なぜ起きたか―ドイツ参謀本部が内包した“唯一の欠点”(リーダーなきスタッフの悲劇;シュリーフェン・プラン ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-396-11168-7   4-396-11168-1
書誌番号 1109056870
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1109056870

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