日本の運命を二度にぎった男 --
中田整一 /著   -- 平凡社 -- 2015.1 -- 20cm -- 341p

資料詳細

タイトル ドクター・ハック
副書名 日本の運命を二度にぎった男
著者名等 中田整一 /著  
出版 平凡社 2015.1
大きさ等 20cm 341p
分類 289.3
個人件名 ハック,フリードリッヒ・ヴィルヘルム
注記 並列タイトル:Friedrich Wilhelm Hack
注記 文献あり 年譜あり
著者紹介 1941年熊本県出身。66年NHK入局。プロデューサーとして現代史を中心としたドキュメンタリー制作に携わる。退局後、執筆に専念。ノンフィクション作家。2005年「満州国皇帝の秘録-ラストエンペラーと「厳秘会見録」の謎」で第60回毎日出版文化賞、第35回吉田茂賞受賞など。
内容紹介 ナチスと日本を結び付けた十字架を背負い、愛する日本を破滅から救うために身命を賭して日米間の終戦工作に奔走したドイツ人スパイ、ドクター・ハック。女優・原節子誕生にも立ち会った、その謎に満ちた生涯を描く。
要旨 1936年2月8日、神戸港に降り立った日独合作映画の撮影隊一行に、一人の英国紳士風の男が混じっていた。その名はフリードリッヒ・ハック。皆からドクター・ハックと呼ばれた人物である。彼の職業はドイツの軍用飛行機や船舶、それらの関連技術の輸入に携わる日本海軍および陸軍のエージェント。訪日の目的は、本来のビジネスに加えて、日独合作映画の下打ち合わせ、さらにはヒトラーの側近リッベントロップとベルリン日本陸軍駐在武官・大島浩の間で進んでいた外交交渉に関わる密命を帯びていた―。ナチスと日本を結びつけた十字架を背負い、日米間の終戦工作を担ったドイツ人スパイ。女優・原節子誕生にも立ち会った、その謎に満ちた生涯。
目次 序章 神戸港に降り立った密使;第1章 フライブルク;第2章 二つの顔―武器商人と秘密情報員;第3章 原節子と「武士の娘」;第4章 二・二六事件と日独接近;第5章 運命の岐路;第6章 漏洩した日独の秘密;第7章 スイスの諜報員;第8章 和平工作とハック;第9章 刀折れ矢尽きて;終章 ハックの遺言
ISBN(13)、ISBN 978-4-582-83680-6   4-582-83680-1
書誌番号 1113234559
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113234559

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