『蘭学事始』とその時代 --
片桐一男 /著   -- 勉誠出版 -- 2015.1 -- 19cm -- 301p

資料詳細

タイトル 知の開拓者杉田玄白
副書名 『蘭学事始』とその時代
著者名等 片桐一男 /著  
出版 勉誠出版 2015.1
大きさ等 19cm 301p
分類 289.1
件名 蘭学事始
個人件名 杉田 玄白
注記 文献あり 著作目録あり 年表あり
著者紹介 1934年新潟県生まれ。67年法政大学大学院人文科学研究科日本史学専攻博士課程単位取得済。現在、青山学院大学文学部名誉教授。洋学史研究会会長。東洋文庫研究員。専攻、蘭学史・洋学史・日蘭文化交渉史。主な著書に『阿蘭陀通詞の研究』などがある。
内容紹介 杉田玄白自身の言葉を手がかりに、時代状況や蘭学史研究の最新の成果、新たに判明した玄白の記憶の間違い、解明に到った新事実を盛り込んで紹介。蘭学発達の道筋、玄白らの知恵と工夫と努力の過程を追う。
要旨 『蘭学事始』は杉田玄白が『解体新書』の原書の入手から翻訳・刊行にいたるまでの苦心談や「蘭学」の創始、前野良沢ら同志と取り組んだ挑戦の実況、蘭学界の動向・推移などを書きつづった回顧録である。玄白はなぜ「蘭学」という新しい学問を創始したか。いかにして近代西洋医学の道を切り拓いたか。その成果は後世にどのような影響を与えたか。また、『蘭学事始』執筆の動機とは何か。蘭学発達の道筋、玄白らの知恵と工夫と努力の過程を、玄白自身の言葉を手がかりに、時代状況や蘭学史研究の最新の成果、新たに判明した玄白の記憶の間違い、解明に到った新事実を盛り込んで紹介する。
目次 勇気と知恵の書『蘭学事始』と杉田玄白;『蘭学事始』執筆の目的;『蘭学事始』『蘭東事始』『和蘭事始』;鎖国と南蛮流外科・和蘭流外科;阿蘭陀通詞とオランダ語学習;徳川吉宗と野呂元丈・青木昆陽;前野良沢と一節截とオランダ語;オランダ文字と後藤梨春・安富寄碩;長崎屋訪問と良沢・玄白の目的;田沼時代とオランダものの流行〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN 978-4-585-22109-8   4-585-22109-3
書誌番号 1113238226
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113238226

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