近世初期芸能事情 -- 近世都市芝居事情 --
阪口弘之 /著   -- 和泉書院 -- 2020.5 -- 22cm -- 585p

資料詳細

タイトル 古浄瑠璃・説経研究 下巻
副書名 近世初期芸能事情
各巻タイトル 近世都市芝居事情
著者名等 阪口弘之 /著  
出版 和泉書院 2020.5
大きさ等 22cm 585p
分類 912.4
件名 古浄瑠璃 , 説経浄瑠璃 , 浄瑠璃-歴史
注記 布装 角川源義賞・文学研究部門(2021年43回)
著者紹介 1943年滋賀県生まれ。大阪市立大学・神戸女子大学名誉教授。主要編著『古浄瑠璃正本集』第七~第十(横山重・室木弥太郎との共編。角川書店)他。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 上方・江戸の東西演劇界の幅広い交流の具体的様相や、出版書肆を巻き込んでの道頓堀興行界の戦略的な動向、それに牽引される義太夫や近松らの境涯、更にその作品定位や正本刊行事情をめぐってと、しなやかで幅広い新知見が、斯界の研究水準を高みへと導く。
要旨 上方・江戸の東西演劇界の幅広い交流の具体的様相や、出版書肆を巻き込んでの道頓堀興行界の戦略的な動向、それに牽引される義太夫や近松らの境涯、更にその作品定位や正本刊行事情をめぐってと、しなやかで幅広い新知見が、斯界の研究水準をまだ見ぬ高みへと導く。
目次 第1篇(金平浄瑠璃のはじまり―『きそ物かたり』の周辺;金平浄瑠璃と東西交流―丹波少掾・播磨掾・出羽掾;寛文期江戸浄瑠璃と東西書肆―襲用・改変の諸相;『清盛物語』の構想―江戸の山本九兵衛板);第2篇(軍記読物浄瑠璃の成立―浄瑠璃と草子本;伊藤出羽掾と出羽座をめぐる人々;山本角太夫と愁嘆表現;延宝期四条河原の芝居景観―四条河原図巻詞書をめぐって);第3篇(井上播磨掾から清水理太夫へ―「日本王代記」をめぐって;近世道頓堀芝居事情―近松・義太夫・出雲;道頓堀興行界の戦略―竹本義太夫をめぐって;「用明天王職人鑑」三段目演出をめぐって―仮屋芝居「用明天王鐘入の段」から見えるもの;大阪新田開発者の一側面―北村六右衛門の道頓堀進出);第4篇(『滝口横笛紅葉之遊覧』とその周辺―近松存疑作試論;『鳥羽恋塚物語』初演時テキスト;難波規明太夫の一正本―『兼平』;元禄期淡路操芝居の地方興行―『芝居根元記』をめぐって;浄瑠璃本板株移譲顛末覚書―伏見屋と紙屋、加島屋);第5篇(土佐少掾段物集と抜本―『建武軍記』を紹介しながら;佐渡七太夫と武蔵権太夫―説経段物集を紹介しながら);付篇(元禄上方歌舞伎界の交流―『日本女護島』からみえるもの;享保五年京都二の替り狂言本―自笑と其磧)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7576-0957-0   4-7576-0957-4
書誌番号 1113792489
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113792489

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