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鹿島茂 /著   -- 青土社 -- 2023.8 -- 20cm -- 625,13p

資料詳細

タイトル 書評家人生
著者名等 鹿島茂 /著  
出版 青土社 2023.8
大きさ等 20cm 625,13p
分類 019.9
件名 書評
注記 索引あり
著者紹介 1949年、神奈川県生まれ。作家、フランス文学者。明治大学名誉教授。専門は19世紀フランス文学。『馬車が買いたい!』(白水社)でサントリー学芸賞、『子供より古書が大事と思いたい』(青土社)で講談社エッセイ賞ほか。書評アーカイブサイト「ALL REVIEWS」主宰。2022年、神保町に共同書店「PASSAGE」を開店。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 旺盛な好奇心にもとづく幅広い選書と、本の隠れた可能性を引き出す手腕とで、根強い支持を集める書評家・鹿島茂。彼は、なぜ書評を書き続け、いかにして書評家となったのか。15年分の書評から一人の「知的飢餓者」の肖像を浮かび上がらせる。
要旨 当代随一の書評家は、いかにして書評家となったのか―。一人の「知的飢餓者」の肖像が浮かび上がる、鹿島書評の集大成。
目次 現代史のターニング・ポイントを再考―藤原書店編集部編『二・二六事件とは何だったのか』;Y染色体の危うい未来 ブライアン・サイクス『アダムの呪い』;「清潔」な男との交流と侠気―百瀬博教『裕次郎時代』;あぶり出された背後の思惑―毎日新聞「靖国」取材班『靖国戦後秘史』;それはブルジョワの自己嫌悪だった―フランソワ・フュレ『幻想の過去』;日中の認識のズレを暴き出す―加藤陽子『満州事変から日中戦争へ』;日本版の実録“人間喜劇”―田中森一『反転』;歴史を単純化する「定説」を解体―筒井清忠『昭和十年代の陸軍と政治』;民俗学は来歴の否定から始まった―大塚英志『「捨て子」たちの民俗学』;今年の三冊;経験の仕方、方法論を教えるものこそ―山崎正和『文明としての教育』;前衛芸術家の「交差点」に位置して―マン・レイ『マン・レイ自伝』;バルザック世界へのもう一つの入口―オノレ・ド・バルザック『バルザック幻想・怪奇小説選集』全五巻;批判一辺倒の社会への警鐘―内田樹『ひとりでは生きられないのも芸のうち』;愛情の欠如が生んだ過剰防衛―三浦雅史『漱石』;真の「道徳家」の実像に迫る―佐野眞一『甘粕正彦 乱心の曠野』;知られざる「最も優れた敗者」の素顔―ジャン=クリスチャン・プティフィス『ルイ十六世』上・下;絵画から広がるプルースト世界―吉川一義『プルーストと絵画』;驚くべき赤裸々な日記の数々―青木正美『自己中心の文学』;イスラーム圏も近代化に向かう―エマニュエル・トッド、ユセフ・クルバージュ『文明の接近』;精神分析で読む性の歴史―G・R・テイラー『歴史におけるエロス』;二つの言語がはぐくんだ詩人の相貌―石井洋二郎『ロートレアモン 越境と負造』;今年の三冊
ISBN(13)、ISBN 978-4-7917-7575-0   4-7917-7575-9
書誌番号 1122076382
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122076382

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 3階一般調査 Map 019.9 一般書 利用可 - 2075064414 iLisvirtual
公開 Map 019 一般書 利用可 - 2075597862 iLisvirtual