モノ語りは増殖する --
姜信子 /ほか著   -- かたばみ書房 -- 2024.2 -- 19cm -- 254p

資料詳細

タイトル 被災物
副書名 モノ語りは増殖する
著者名等 姜信子 /ほか著  
出版 かたばみ書房 2024.2
大きさ等 19cm 254p
分類 369.31
件名 東日本大震災(2011)-被害 , リアス・アーク美術館
著者紹介 作家。1961年横浜生まれ。著書に、『棄郷ノート』など多数。訳書に、キム・ソヨン『数学者の朝』など、編書に『死ぬふりだけでやめとけや 谺雄二詩文集』など。2007年、鉄犬ヘテロトピア文学賞受賞。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 気仙沼のリアス・アーク美術館で震災の「被災物」の展示に出会い、「被災物」をモノ語るワークショップを始めた姜信子。傷ついたモノを前に、人びとは記憶の底の声を語りだす…。「復興」の物語からはみだし、命の記憶をつなぐ、小さな〈モノ語り〉の記録。
要旨 気仙沼のリアス・アーク美術館には、東日本大震災の「被災物」が展示されている。津波に家を流された学芸員は、暮らしを共にしたモノが瓦礫と呼ばれ、ゴミとして処分されることに抗して、破壊されたモノを拾い集め、「被災物」という新しい概念で、その価値を世に問いつづけてきた。2019年、この展示に出会った姜信子は、大阪で「被災物“モノ語り”ワークショップ」を始める。本書は、その呼びかけに応じ、「被災物」に応答を試みた表現者たちの記録である。
目次 1 終わりと始まり(「被災物に応答せよ」―第三者による記憶の継承という問い;モノ語り集1 ほか);2 「モノ」語りは増殖する(「被災物」は記憶を解き放つ―記憶のケアとしての「モノ語り」;モノ語り集2 ほか);3 氾物語―躊躇なく触る(リアス・アーク美術館に眠るもの;土の時間、水の時間―志賀理江子との対話);4 恵比寿の到来(ナニカが海からやってくる;えべっさま、ようきてくれましたな ほか);5 新しい祭りへ(南三陸集会+気仙沼への旅;エビスが語りて命をつなぐ)
ISBN(13)、ISBN 978-4-910904-02-3   4-910904-02-6
書誌番号 1124001256
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124001256

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