満蒙開拓団、黒川村の女性たち --
松原文枝 /著   -- KADOKAWA -- 2025.8 -- 19cm -- 229p

資料詳細

タイトル 刻印
副書名 満蒙開拓団、黒川村の女性たち
著者名等 松原文枝 /著  
出版 KADOKAWA 2025.8
大きさ等 19cm 229p
分類 916
件名 移民・植民(日本)-満州 , 開拓-満州 , 性犯罪
注記 文献あり 年表あり
著者紹介 1966年、青森県生まれ、愛知県で育つ。90年東京大学経済学部を卒業後、テレビ朝日入社。政治部記者などを経て、2012年より「報道ステーション」チーフプロデューサーを務める。現在、ビジネス開発担当部長。著書に『ハマのドン 横浜カジノ阻止をめぐる闘いの記録』(集英社新書)がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 岐阜県黒川村から入植した満洲開拓団で、未婚の女性たちはソ連兵の性の相手を強要された。戦後、口をつぐんできた女性たちの告白、史実を残すために奔走する遺族会会長などを通して、史実を残す意味を考える。
要旨 満洲に渡った岐阜県黒川村の開拓団は、終戦直後、団を守るためにと女性たちをソ連軍に差し出すことを決めた。この衝撃の事実は、小さな共同体の中で「絶対に公表しちゃいかん」と長く封印されてきた。著者は、被害の取材を進める中で満洲から帰国した彼女たちが、長く声を上げ続けていたことを知る。なぜ当人たちが被害を訴えながらも、「あったこと」は「なかったこと」にされてきたのか。事実が史実として刻印され、女性たちが尊厳を回復するまでを追う。
目次 第一章 語り始めた性被害の女性たち(新聞記事;佐藤ハルエさんとの出会い ほか);第二章 なかったことにはできない(乙女の碑;ハルエさんの語ったこと、語らないこと ほか);第三章 動き始めた「戦後世代」(遺族会会長の交代;満蒙開拓平和記念館 ほか);第四章 史実を碑文に刻む(構想が動き出す;被害者の家族とともに ほか);第五章 尊厳の回復(玲子さんへの謝罪;孫からの手紙 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-04-116313-9   4-04-116313-7
書誌番号 1190165124
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1190165124

所蔵

所蔵は 6 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 916/マ 一般書 貸出中 - 2078318956 iLisvirtual

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
フラニー 原田 敬一
ズーイー 原田 敬一
サリンジャーと現代の「荒地」 原田 敬一
J.D.サリンジャーの文学―孤独と愛 井上 謙治
サリンジャー略年譜