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伊藤比呂美 /著   -- 左右社 -- 2025.10 -- 19cm -- 279p

資料詳細

タイトル わたしのおとうさんのりゅう
著者名等 伊藤比呂美 /著  
出版 左右社 2025.10
大きさ等 19cm 279p
分類 914.6
注記 文献あり
著者紹介 1955年東京都生まれ。詩人、小説家。78年、詩集『草木の空』でデビュー、同年現代詩手帖賞受賞。80年代の女性詩ブームをリードし、「育児エッセイ」分野も開拓。2018年から21年、早稲田大学教授。父の最後の三年半を綴った『父の生きる』など著書多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 高度経済成長期に入りかけた頃の東京の板橋区の裏町の裏通りをさらに入ったところで、「私」は夢中で本を読み、父と母は過去を隠して暮らしていた…。父と母はなぜあのように暮らしたのか。児童文学と翻訳と、「私」に連なる人々をめぐる道行き。
要旨 なんと漂流、脱獄、逃走が多かったことか。親のない子、親から離れた子の話が多かったことか。何もかもが旅でした。まるでそれが、児童向け図書の目的であるといわんばかりに。おとなたちは、だれもが戦争を生き延び、戦後を生きていた。全集の企画者も、翻訳者も、編集者も、そして買ったおとなも、私の父も、心のどこか奥底で、それを、子どもたちに、私に、手渡したかったのだとしか思えないのです。家から出ていけ。漂流しろ。路上で暮らせ。逃げろ。闘え。その結果、私たちが得られるものとは、家族とか家庭とかいうものから解放されることでした。
目次 エルマーのぼうけん;わたしのおとうさんのりゅう エルマーのぼうけん;ルーシーのむしめがね エルマーのぼうけん;井伏鱒二の敬語 ドリトル先生アフリカゆき;ネコ肉屋の体臭;銚子の海;おじさんの本棚;兄きと姐さん;背中の刺青;昭和の文体 少年少女世界名作文学全集;父の戦争;父の軍歴;サカナとヤクザ;ペペルモコ;暴力の港;ピピネラと私 ドリトル先生のキャラバン;その男たち 風にのってきたメアリー・ポピンズ/帰ってきたメアリー・ポピンズ;動物を殺す シートン動物記;コヨーテの声 シートン動物記;母系;母の戦争;母の「生きる」
ISBN(13)、ISBN 978-4-86528-491-1   4-86528-491-5
書誌番号 1125037701
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1125037701

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 1階ポピュラー 914.6/イ 一般書 貸出中 - 2078497427 iLisvirtual
鶴見 公開 914/イ 一般書 予約準備中 - 2078489084 iLisvirtual