パラノイア中核論 -- 叢書・精神の科学 --
内沼幸雄 /著   -- 岩波書店 -- 1987.3 -- 19cm -- 379p

資料詳細

タイトル 正気の発見
副書名 パラノイア中核論
シリーズ名 叢書・精神の科学
著者名等 内沼幸雄 /著  
出版 岩波書店 1987.3
大きさ等 19cm 379p
分類 493.76
件名 パラノイア
要旨 現代精神医学の確立期に大きな影響を及ぼしたクレペリン。その精神医学思想の本質をなすパラノイア論に焦点をあわせて、パラノイア概念の現代的意義と、その射程の広がりを明らかにする。著者はまずパラノイアの概念史を通覧したうえで、対人恐怖に典型的にみられるパラノイアを具体例に即して検討し、「パラノイア中核論」の臨床的・理論的有効性を主張する。さらに思想家ルソーの社会思想に対する精神病理学的アプローチを通して、パラノイア問題の社会的・文化的意味を考察する。パラノイアを精神医学体系の基軸に据えて、精神医学のあり方に再検討を迫る意欲的労作。
目次 第1部 パラノイアとは何か(パラノイア概念の形成史;クレペリンのパラノイア論;パラノイア概念の解体史);第2部 対人恐怖症論からみたパラノイア論(対人恐怖の臨床と精神病理;対人恐怖とパラノイアの関連性―パラノイアから2大精神病へ;パラノイア中核論);第3部 ルソーの精神病理と思想(羞恥的人間関係と社会の構造;精神病理学からみたルソーの社会思想)
ISBN(13)、ISBN    4-00-004005-7
書誌番号 1190246611
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1190246611

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中央 書庫 493.7/390 一般書 利用可 - 0004035810 iLisvirtual