小林美恵子 /著   -- 双文社出版 -- 2005.3 -- 22cm -- 310p

資料詳細

タイトル 昭和十年代の佐多稲子
著者名等 小林美恵子 /著  
出版 双文社出版 2005.3
大きさ等 22cm 310p
分類 910.268
個人件名 佐多稲子
注記 著作目録あり 年表あり 索引あり
著者紹介 1964年東京都生まれ。日本女子大学大学院文学研究科博士課程後期満期退学。現在、日本女子大学非常勤助手。主な著作として「神崎恒」「藤村と島崎こま子」ほか。
内容紹介 それは軍国ファシズムのみならず、社会主義運動からも疎外された「女たち」の問題を鋭く問う、佐多稲子の一つの到達点ではなかったか。戦後厳しく批判された昭和10年代の佐多稲子の文業を、女の視点から読み直す。
要旨 戦後厳しく批判された“昭和十年代の佐多稲子の文業”を、“女の視点”から読み直す。それは、軍国ファシズムのみならず社会主義運動からも疎外された“女たち”の問題を鋭く問う、佐多稲子のひとつの到達点ではなかったか。
目次 第1章 “女の問題”の原点(『牡丹のある家』論―“家”に裂かれる母娘;『くれない』論―“女房”の要る夫婦);第2章 革命運動における抹殺された“母性”(『乳房の悲しみ』論―変容する“母性”;『樹々新緑』論―“母性”との訣別 ほか);第3章 日中戦争下の“女たち”の連繋(『女三人』論―“女たち”の連帯と分裂;『分身』論―“母”を求める「分身」 ほか);第4章 戦争の拡大と“女たち”のゆくえ(『善良な人達』論―閉じ込め合う“女たち”;『香に匂ふ』論―「かげ膳」を据えたがる“女たち” ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-88164-564-1
書誌番号 1105019841
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1105019841

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